容姿・経歴・その他メモ

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数年前までは何も知らず、両親と共に人生を謳歌するんだと、小学校に通い、中学、高校、大学へと
何も疑わずにそこへの日々が続いていると思っていた。あの時までは。
あれはとある企業の新製品の販促イベントで配布されていた飲み物を家族で飲んだ日の夜
体が熱くて寝つきが悪く、ベットの上で、うだうだいていた時だ。
母の声で、否、悲鳴で飛び上がった、急いで両親の部屋に行くと、そこには毛むくじゃらの何かが居た
そして、それは母に襲い掛からんとしているように見えた
そんな危機的状況もで母は母であった。「速く、逃げない」そう私に声を浴びせ何かに組み付こうしてが、
何か振るう腕により、母は上半身と下半身に、二つの肉塊になった
また、母を殺した何かも自身が何をしたのか、理解が出来なかった、したくなかったような仕草をする
その上で、母だった物に触れようとしたのを「触るな、化け物」と言って、私が遮った
そうなって、初めて何かは私を認識し、父のような声で、「逃げろ、、私は、わたしｈ」と呟き、怒号を放つ
その怒号は質量を持つかの如く、私を吹っ飛ばす。壁に打ち付けられ、全身が痛む。
何かが私に飛び掛かる。０．１秒にも満たない、刹那の隙間、私は何かに向けて拳を振るった。
私の拳は何かを貫く、固く柔軟性のある何かを。よく見ればそれは父の体だった。
そして父は「ごめんな、私はダメな父親だな」と微笑みながら私の頭を撫でる。
愛情を、親愛を、幸福を祈るが如く。１分もしないうちに父も死んだ、私が殺したんだ。
アハハハハハ、そこから先はあまり覚えていない、自宅を飛び出して、鳴いている私に彼奴は言った。
「両親の仇を取りたくないか」と、そいつは「勝鴉」と名乗り、以後私の世話をしてくた。
「勝鴉」曰く、あの日私たちが接種したのが“αトランス”と言われる非合法薬物らしい。
それはＦＨ（ファルスハーツ）っていう組織が用意した物だろうとも
なので、私はＦＨを追おうとしたが、「勝鴉」にお前みたいな塵が挑んでも無駄死にだと言われた
「だったら、力を貸せ」と言うと、「あはは、お前、金持ってないだろ、兵士は貸せんな」とまた笑われた
「じゃあ、どうした」「お前が力をつければいい。その為に、俺を、俺たち鴉を利用しろ」と言ってのけた
アッシュ・レドリック専任の暗闘部隊「反逆の偽鴉（レイブン・リベリオン）」に入隊した
小鳥遊梓の名もそこで得た。前の名前を名乗ることもないし、名乗るのは復讐を果たしたその時だから
そして１年近くで、このレネゲイドの力に慣れてきた、そしてＦＨのエージェントである「ある男」が
Ｎ市に移動したと知った。なので、私は隊長に無理を言って、Ｎ市に出向いた
そう、春日恭二と言う男を求めて。

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