長身でスレンダーだが、クールより可憐さが勝つ。

ウロボロスの基本、影の操作に特化している。「集中しがち」な面があり、好んで力を振るうことはない。

学校生活を謳歌しつつ、UGNエージェントとして勤務。なんでもこなせるため雑務担当と化している。
不安定なレネゲイドを保持しているため、鍛錬や検査に時間を割きがち。本当は日常を充実させたいが……。

かつては春日を名乗っていたが、親世代が一族と縁を切った結果一般人として溶け込んでいる。生まれつきのオーヴァードでなかった八千代を実験体にしたことがきっかけであったらしく、運がいいのか悪いのか考えあぐねている。7割悪い気がする。
本人としてはさして裏社会の人間という感覚がなく、時折FHに勧誘されては「面倒」だと蹴散らしている。

ウロボロスピュア、手癖で射撃作りがち。

椿説弓張月

江戸後期の読本。五編二九冊。曲亭馬琴作。葛飾北斎画。文化四～八年（一八〇七～一一）刊。源為朝を主人公として、為朝伝説を縦横に利用し、「保元物語」「太平記」などの古典、中国の「水滸後伝」「五虎平西全伝」「照世盃」等の構想と趣向を生かした伝奇小説で、九州、京都、伊豆七島、琉球を舞台に、雄大な構成で波乱に富む筋を展開させた。史上不遇に終わった為朝を琉球に延命させ、その子舜天丸（すてまる）が琉球王になると設定することによって、人々の歴史に対する憤懣を解消することを意図した。「八犬伝」と並ぶ、馬琴の代表的な長編。
（出典：『日本国語大辞典』/項目「椿説弓張月」）