容姿・経歴・その他メモ

彼がおかれていたのは【収穫祭（ヴォンダージュ）】と呼ばれる計画だった。
これは、上級ルルブｐ78のプロジェクト・アダムカタモンの残党による試みだった。

この事件はUGNの中でもトップシークレットである。
その為、彼の生命維持・及び彼女の配下での所属の対価として（瀧野木に首輪をつける意味で）瀧野木結は異例の超出世を果たしたからである。

彼は「ピュアブリード」の『ソラリス』の『女王の降臨』による製薬機能に目を付けたところから実験が行われた。
実際の、『女王の降臨』は自身の持つ能力から、それを薬として出力するものである。
それを応用して【ソラリス固有の能力を持った特効薬】を作ることを目的とされた。
爆発的なレネゲートの浸食を阻止する予防薬、および劇的回復薬、能力向上薬…。
ソラリスを犠牲にして絶大な力を持つ薬をつくる倫理試験を行う施設であった。
反発を防ぐ目的も兼ね、人間としての感情をそぎ、生長点をつぶすことで劇的な『浸食率』をほこる子供を作成し…『抵抗薬』をつくる実験だった。
そして、それ以上に人体の倫理観を瓦解させるような違法実験を行われていた。

そこにいた子供たちは、皆「毒のある食物」の名前で名付けられ管理されていたれていた。
・毒
・回復
・幻覚
・興奮
・能力向上
それぞれソラリスとしての能力を一点特化させ…それにおける新薬を作るために様々な検証が行われた。



その中でも、他を活かし…研究を存続させる要『エリクサー』として実験に使われていた。
子供たちはみな一様に狂い…人格を崩壊させ様々なバットステータスを得ながらも…薬を作る機能として使われていた。
彼の懇意にしていたアキーは、【幻覚】の力をもたらされていた。
彼だけは【幻覚】という固有能力の為に、外部への様々な知識を教わっていた。
だから、まだ子供たちが幸せだったころの幻覚を…人知れずティエットに見せていた。
だが、それもティエットはほぼ忘れてしまっている。
この時に同時に、研究における実験内容の知識も詰め込まれたために…かれの知的な情報源となっている。

このことと、彼が保管ランクが高かったことで…施設から唯一の生存を果たした。
アキーは暴走状態で、無理の能力を使用したために現在は昏睡状態で眠りについている。

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