容姿・経歴・その他メモ

明るい茶髪に翠色の瞳をした少女。

穏やかな気性や柔らかい物腰に反して、そのコードネームは「マスターレイス"｜10'《カッパー》"」。つまり、マスターエージェントである。

元々はあるセルが行った"真祖"なるものを創り出す計画によって覚醒させられた身寄りのない少女。
彼らの計画通り極めて純粋なブラム=ストーカーとしての資質を持った彼女だったが、他者への攻撃性を一切持たないという点から失敗作扱いを受け、見捨てられる。

しかし、そうした間に施設内に落ちていた宗教書から独自の世界観を構築した彼女はセルの思惑とは異なる才能を開花させ、人々に混じってボランティア活動などに勤しむようになっていった。

そんな彼女に秘められた強い力と変革の意志を見抜いたコードウェル博士によってマスターレイスへと任命され、現在の地位に就くことに。

とはいえ、本人の視点からは「快く施してくれるひとであり、父代わりをしてもらっている」程度の認識しかなく、相変わらず日々ボランティアに励んでいる。
時々FHの施設を歩いている姿が見られることもあるが、
「欲に囚われずに生きるのですよ♡」とか
「慈しむ心を忘れないでくださいね♡」など
およそFHとしては迷惑千万なことしか言わないのでほとんどの人間には遠ざけられている。

コードウェル博士から命ぜられて任務に赴くこともあるが、やはり攻撃は行わない――そもそも、攻撃することができない。
彼女ができることは他者への施し、ただそれだけである。

セッション履歴