容姿・経歴・その他メモ

【出自】
超常的なものを崇拝する両親の元に産まれた。
両親は占星術や言霊、神様といった目に見えない、解明されないものを信じる人たちだった。
彼らは息子にも同じような信仰を持たせようとしていた。
表面上はそんな両親に合わせて、一緒になって信じているように話したが、実際は全く信じていない。
目に見えないもの、力を信じていなかった。両親を異常だと思っていて、反発するようにのめり込んだのが、0と1で構成されたデータ群だった。
パソコンを通して得られる情報は、目に見えないものでありながら、確かな情報としてそこにある。些細な噂から企業の闇まで何でもいいから情報を得たいと思った。
最初に蒐集したのは情報であり、情報依存症になっていた。

【覚醒：素体/衝動：殺戮】
5年前に両親がFHのレネゲイド覚醒を目論んだ宗教にのめり込み、そこで覚醒の素体として利用された。
オーヴァードに覚醒する実験の際にレネゲイドに関する義眼（もしくは遺産）を埋め込まれ、覚醒後に逃走。
その際に、レネゲイドの暴走で研究員の一部を殺害しているが、その記憶は曖昧になっている。

逃走後、鏡で見て自身の眼の片方が義眼によって赤くなっていることに気づいた。
その際に研究所の殺戮で目にした血の色と重なり、異様に惹かれてしまい、隠すのが惜しくなった。結果、本来の黒目をカラコンで赤く変えている。

【Dロイス：遺産継承者】
《欲望の姫君》
FHの覚醒実験の際、義眼を埋め込まれた後に目を塞がれ、食わされている。
食べたことで契約が完了し、結果、義眼の力と合わさって暴走し、周囲の職員を殺害、施設の一部を破壊した。
本人は暴走前後の記憶が欠落している為、義眼を埋め込まれてから、遺産を食わされたことを覚えていない。

暴走した時、逃げた時の視界はぼやけていて、まともに何も見えていなかったが、逃走後に落ち着きまともに見たのが、罅割れた鏡に映った自身の瞳、埋め込まれた義眼だった。
目にした義眼、レネゲイドに関する物に異様に惹かれたのは、遺産の契約直後に初めて見たモノが「レネゲイドに関する義眼」だった為。
何故、義眼の色に魅了され、惹かれているのか本人にも理由は分かっていない。遺産を食したこと自体を忘れているので、本当の理由を思い出すことも出来ない。

【経験：危険な仕事】
自身の義眼と同じ、レネゲイドに関わる遺産、アイテムに執着している。
それを蒐集しようと表、裏社会問わず情報を集め、それらを手にする機会を伺っている。
また、FHから逃走したのもあり、追手から逃げる為にあちこちを転々とし、なおかつ関りのありそうな物に接触できる仕事をということで、運び屋をしている。
自身に運転の技術が無かったので、あちこち移動し、かつ危険な仕事、怪しい仕事に関わっても疑問を抱かない、腕の利くドライバーを探していたところで、ココロの噂を聞いて色々策（非オーヴァードだったココロを覚醒させる方法を考えてて、FHがココロの運んでる荷物を狙ってるって知って情報を流した）を巡らせてスカウトした。

【カトル】
両親に利用され、FHで素体とされ覚醒し逃走した直後、名乗る名前を変えた。
見つからない為に全く違う名前にすることも考えたが、一からすべて考えて帰るのが面倒くさくてこれだけになった。
元の名前は、こうあれと執念のようにつけられた気がして好きではない。苗字を名乗らないのにも特に理由はない、狂信者だった両親を思い出して不快になるくらいである。つまり表に出さないだけで結構両親のことを引きずってる。
周囲に名乗る時は一文字入れ替えて「カトル」を名乗る。

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