桃色の髪に蒼い瞳をした中性的な少年で普段はワルワル団の工作員として様々な雑用をこなしている。

～っすと語尾につく軽い口調だが根は真面目で毎回毎回巻き起こる事件の数々には目を回している。

現在記憶喪失中でワルワル団に在籍しながら自分の手荷物にあった情報を元に自分の過去について調べている。

…が、本人としては自分よりも自分を助けてくれたワルーダ将軍の為に働いて恩を返したい(見つかった情報がFH所属であるかつ発見時ボロボロということで多分ろくでもないと薄々思っていることもあるが)という思いが強く度々調べる作業を中断しては将軍の思いつきに付き合い、手伝っている。

中性的な容姿は若干コンプレックスになっており、弄られる度に男らしくなりて～とぼやいている。

記憶を失う前からの性質なのか一つのモノにのめり込む節があり、現在は自分の居場所であるワルワル団と恩人のワルーダ将軍に対して強い執着を持っている。

故に、現在工作員としての雑用と自身に対する調査を行う傍ら、団を害する危険分子の排除のため様々な研究を行っている。

例え、仲間であろうと容赦はしないと鋼の意志を込めながら…使わない未来を願って。（それはそれとして使ったらどうなるのか気になるので体の良い実験体が欲しいと思っている）

数ヶ月前の雨の日にワルーダ将軍にボロボロで倒れていたところを発見され、保護される。

当時は意識もはっきりせず、目を中々覚まさなかったが懸命な看病により無事意識を取り戻すことに成功する。

しかし、目覚めたのは良かったが過去の記憶の大半を失っており自身のことすらよく分からない状態だった。

所持品にあったIDカードからFH所属だったということや自分の名前などは分かったがそれ以外は明確な手がかりが見つからずかつ市役所に行っても戸籍にそのような人物はいないという無戸籍児だったようで完全に万策が尽きて帰る場所が無くなってしまった。

その為、途方に暮れていたところ不憫に思ったワルーダ将軍がしばらく自分たちの所にいれば良いいや、ワルワル団に入れと半ば強引に入団を決定。

しかし、本人にしても情報収集の為の衣食住の提供と恩返しのために働くのもやぶさかではないという思いからそれを了承し、現在にまで至る。

心細かった時に手を差し伸べ居場所を作ってくれたワルーダ将軍やワルワル団にはとても感謝しており、そのため大切な存在であると思いながら今日も彼は様々な事件に巻き込まれソレから皆を助けるために今日も生きていく。

血液による毒物精製、ソラリスによる爆発物精製、サラマンダーによる温度操作技術をなかなかの精度で取得している。

これらを合わせることで毒性を秘めた爆発を起こし、生体にダメージを与える毒を吸い込ませる形で注入することを得意とする。

また、その爆発の際に花弁が舞うように広がることと爆発後に残る独特の香りから香りが有名な華であるラフレシアのコードネームが付けられた。