容姿・経歴・その他メモ

眠そうな目をしながら柔和な笑みを浮かべ、ぽややんとした柔らかい雰囲気の高校生男子。
「平和が一番」と言うのが口癖。

幼少期に事故に巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒すると共に、両親と死に別れる。
その後、父の友人であった近所の国東家の助けを借りながら生活を続けていく。
その時、彼をよく世話し、甲斐甲斐しくサポートしてくれたのが、国東 いずみであった。

両親を失い、自身の殻に篭ってしまっていた所を救われた反動から、目の前にいる人たちが平和であって欲しいという願いを持つようになった。

――彼の言う、「平和」とは何か。
彼女が外国に旅立つ……手の届かぬ場所に行く時、不安そうにする彼に向かって彼女が言った言葉がそれを形作る切っ掛けとなった。

「自分の力を、試してみたいんだ。やれることを全力でやりきってみたい」

そう言った彼女の言葉は、助けてくれた少女の言葉は、彼を形作る根本となった。

ゆえに、今も彼は目の前の親しい人々を「平和」が守れるよう、街を駆ける。
そこに、自分が生き残った意味があるのだと……そう、信じて。

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