容姿・経歴・その他メモ

UGN・N市支部長。日本UGN発足時からUGNに所属する古株。以前は任務達成率100％を誇る超エリートエージェントだったが、後述する能力の影響によって数年前から戦闘能力が低下し、落ちぶれていった。過去の功績により支部長に就任はしたが、衰えていく自分の肉体に自信を喪失した彼は、UGNの仕事に積極的とは言えない。かつての辣腕エージェント“破壊（コラプス）”は、現在は支部長室で日がなタバコを燻らせる、覇気のない落ちこぼれ支部長“ 衰頽（コラプス）”である。
そんな引退間近な竺次郎が、唯一関心を示すもの。それは長年の宿敵・春日恭二である。落ちぶれた者同士惹かれ合うのか、任務の現場が被りまくり、結果、会うたびに殺し合いに発展するほどの深い仲になってしまった。ちなみに、殺し合いは大体引き分けというか、痛み分けな結果に終わる。
オーヴァードとしての主な能力はドーピング。運動神経や筋力を増強する薬物を体内で生成し、それを摂取することで自らの肉体を強化して戦う。竺次郎の肉体は十年以上蓄積された薬物によって中毒状態に陥っており、そのため素の状態の肉体の性能が極端に低下している（キュマイラなのに【肉体】が4しかないのはこのせい）。また、薬物が筋肉に定着してしまった結果、随意筋の出力が不安定になっており、極端に強い力が不意に出てしまったり、逆にコップを持ち上げるのすら不自由するほどに握力が低下したりする。ドーピングをしていない彼はまともに日常生活を送ることすら困難であるため、普段はUGNのサポートを受けながら支部内で生活している。
「戦いに飽きた頃には、戦場（UGN）から離れられない体になってるとは、なんとも皮肉なもんだね」
戦闘能力は全盛期に及ぶべきもないが、十年以上UGNの前線に立ち続けた彼は、非常に顔が広い。N市支部長に収まった今も、そのつながりは続いている。

セッション履歴