容姿・経歴・その他メモ

愛月 孝次(あいつき こうじ)

「情けは人の為ならずって言うけど、なにかいいことが返ってきたことなんてないよ」

17歳の高校生
現在は両親から離れて1人暮らしをして生活している。
誰にでも親切に、困った人がいたら助けに入らないと気が済まないお人好し。




ということになっている。
行動自体は間違っていないが、理念は違う
彼は父親とは血が繋がっておらず、結婚前から隠れて不倫していた母親の愛人との子供だった。
父親の不在時にやってきたその愛人との会話を父親に話したことから、この不義が判明する。
結果、母親からは嫌われ父親からも愛されることは無くなった。父親は被害者ではあったものの。
その後両親は離婚。しかし、両親はどちらも彼を引き取ることはなく実質的な後見人は父の祖父母が見ていられないと請け負った。
祖父母は彼への干渉をすることはなく、好きに生きるようにと言った。ある意味では無責任に突き放したとも思える行動ではあったものの、彼にとってはむしろその方がありがたいとさえ思えた。
両親からの生活費などを受け取りながら、1人暮らしを行うことへと決めたのだった。

だが、そのお人好しもといお節介はどうにもやめることが出来なかった。
両親から言われた言葉、そして名前にも込められた思い。
『人のことを考えてから、自分のことは考えなさい。そうしたら、きっとその人が助けてくれるから』
情けは人の為ならず、その思考の元に周りの人への親切をやめることはなかった。
この人生でその想いが果たされたことは一度もなかった。

彼の力の源は怒り
行き所のない怒りは力と、雷へと変換された。
緑の雷を纏った獣は人の思考を放棄し、力のままに奮う

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