容姿・経歴・その他メモ

「似たようなもんだろ？同じだよ、アタシもアンタもね」
元FHのUGN支部長。謎の我流拳法を使う女。
一人称はアタシ。
チョーカーの下にある疵を掻き毟る癖がある。

小さい頃から両親の意向で、護身術としてアイリの実家の武術道場に通っていた。
女だからとナメられるのが嫌で兄弟子たちを技術で叩きのめせるようになるものの、道場の跡継ぎであり姉弟子でもあるアイリに一度も勝てず躍起になって武術を学ぶ。
しかし結局、彼女から勝利を奪えることはなかった。

高校生の頃、アイリとアイリの両親が交通事故に遭い道場は消滅。更に入院中だったアイリが失踪したことで和泉は自分の姉弟子・目標・拠り所…そしてアイデンティティのようなものを失ってしまう。
荒れた彼女は道場で学んでいた技を振り回して一匹オオカミの不良少女としての道を歩む。
彼女の両親はそんな彼女に何も言えず、向き合えば良かったと後悔したのは彼女が家から出て行った日のことだ。

不良を殴り倒し、チンピラを殴り倒し、痴漢を殴り倒し、「いくら？」と聞いてきた男を殴り倒し、好き放題やっている彼女だったが何事にも限界はある。
チンピラのバックにいたヤクザたちが彼女を見過ごせないと鎮圧に来たのだ。
ヤクザたちに喧嘩を売ってドスで刺されるも怒りでオーヴァードに覚醒、自身の身体能力を100%引き出した上で技術と組み合わせ人外の業を得た。
その後ヤクザの団体とは一応和解している。

オーヴァードになってからは腕っ節を利用して街でギャンブラーをやっていたところをFHに買われる。
しかしアイリが生きていると信じている彼女と住民の被害を気にしないFHとでは反りが合わないということで敵対。
FHに追い回されているところUGNエージェントを事件に巻き込んでしまい、コイツ放置してる方がマズくね？という方針の下UGNに転がり込んだ。
首のチョーカーの下にはFHエージェントに両断された時の傷痕が残っている。
UGNに対してはこれといって好意的でもなく、彼らの悲願であるオーヴァードと人間の共生という考えに対しては「いつ破綻するか早くこの間近な席で傍観したい」とすら思っている。
しかし遊ぶ金は欲しい。

その戦闘力の高さからUGN支部長に推薦された。本人としては部下に命令してるだけで仕事が出来るので本業()であるギャンブラーが捗ると喜んでいる。
そのため人の管理だけはちゃんとやっている(自分は大して働きたくないため)。

普段は酒とタバコを持ち歩きながら賭場やパチスロ屋さんを渡り歩いているが、賭事に強いわけでもなくただお金を費やすのが好き。
裏では情報通というわけでもなく、ただ単にダメな人である。


攘災
10+9+8+5

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