容姿・経歴・その他メモ

FHマーセナリー、十文字三好は改造人間（サイボーグ）・オーヴァードである。
かつて、自らの両海外赴任に妻子四人で共に海外に越した三好は、狂気的な悲劇に見舞われた。
『ギルド』に所属する謎の犯罪者によって家族まるごと拉致され、肉体を強制的に機械化された挙げ句に家族同士の殺し合いを強いられたのだ。
そして、ただ一人逃げそこねた三好は、ギルドによって徹底的に改良された挙げ句、使い捨てのサイボーグ兵器として売り渡され――実戦投入されて死したる後、再利用の為の再改良を受けているとき――覚醒、三好はオーヴァードへと至った。

――しかし、だからどうだというのだ？　家族を失い、既に血を染めた自分に帰る場所はあるのか？　あらゆる意味で人でなくなった自分が
ない、しかし、したい事はある。欲望が、果てしない欲望が。
ギルドを殺す、殺し尽くす。FHはオーヴァードと化した三好の性能に興味を持ち、新たな契約を結ぶ。
かくして、仕事の報酬に［ギルドの情報］を提供するという特殊な雇用形態が成立。
そして、三好は殺しによってギルドの情報を得て、また殺す日々を送っている。

殺戮の魔道を歩む焦げ付いた髑髏がジャームに落ちる日は、遠くないだろう。

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