梨良→リラ→ライラック→紫丁香花（むらさきはしどい）→はしど・むらさき→紫（ゆかり）→橋戸 縁
紫はえみる君の色だから避けて、
縁と緑って似ているので、あむくんとの繋がりをかけた

CN：ノン・セント
non scent：無香
現実の縁が使う活性の霧は無香
いつの間にか近づいて、喰らう影
だって再現する味がわからないんだ

梨良のキャラシはUGNエージェントCで作ってあるので、
UGNエージェントにします
そして男性ですね
これはRPで「ほんとは男。だけど、あむの作ったウェディングドレスが着たいな」って言いたいから
エージェントでありチルドレンではないので、一般家庭に育っています
母親の作る料理が好きで、手作りのお菓子が好きで
特に卵焼きが好きだった

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高校生になって、母親の作るお弁当とかが恥ずかしくなって
特に甘い手作りお菓子なんて、友だちにからかわれるから、恥ずかしいから、イヤで
だから喧嘩した
そんなもんいらない、そう言って学校に行った
ちょっとガラの悪い友だちと、夜まで遊んでた
帰ったら、家の中がシンとして、真っ暗で
いつも迎えてくれた暖かな家の明かりはなくて
最後に覚えているのは、真っ赤に染まって鉄くさい家の中

呆然としていたら、気がついたら病院だった
UGNってところの人が、ジャームってやつのことを教えてくれた
そして家族を殺したのも、ソイツだって教えてくれた
でも家族の遺体には会わせてくれなかった

オレも覚醒してジャームと同じオーヴァードとやらになったらしい
エージェントとして働くことになった
そして、記録を見た
家族の遺体は、オレが”食べてしまった”そうだ
ウロボロスの能力だか何だかで、取り込んでしまったように見えたらしい
実際に何があったのかはわからない
現場にいたのはオレだけだし、そのオレも覚えていない

何を食べても味がしない
甘い、辛い、しょっぱい、苦い……何もわからない
胃に入れれば栄養は取れるから、携帯栄養食で良い
なんなら点滴でも構わないが、時間がかかるから
総合栄養食というのは便利だ

あんなに甘かった母親の手作りお菓子の味も思い出せない
卵焼きも甘かった気がする　何が入っていたのかも知らない

味なんてしない　思い出せない
だけど、どうして、どうして、

「こんなにも、腹が減るんだ」



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というわけで梨良は現実の自分に「美味しい」を教えてあげたいですね
現実の自分で「美味しい」を理解したい　思い出したい
そしてみんなで輪になって「美味しい」をしていたことが、「幸せ」なんだと思い知りたい
現実の自分はたまごも割れない　けどいつか作ってみたい
「究極の卵焼き」は「母親の味」だから
「ぐりとぐら」も、父親に読んでもらって、母親にかすてらの再現を強請ったことがあるんだろうなあ

・橋戸 縁（はしど ゆかり）　19歳　UGNエージェント　男性
・ウロボロス×ソラリス　攻撃力支援・RCアタッカー（エフェクト構成同じ）

飯豊梨良の環境は、橋戸縁の13歳の頃と似ている。
違いは、本人が料理をしていないことと、配っていたのが、母親の手作りお菓子だったこと。
覚醒したのは17歳のときでその後UGNにてエージェントとして活躍中。
女顔、低身長、甘いものが好き。料理はできない。しない。
そのせいで「女みたいだな」とからかわれるのが嫌いだった。

ある日、いつものようにお弁当とお菓子を渡してくれる母親に反発して「要らない」と言って登校した。
ちょっと困らせようと夜遅く帰ったら、家族はジャームに殺されていた。
UGNが駆けつけて、その時に覚醒していたことが判明し、エージェントとなる。
ショックのせいか味覚がなくなったため、何を食べても土のように感じる。なのに、衝動のせいか大食いになった。

過去のことは、だいたい思い出している。
自分が求めていた「究極の卵焼き」が「母親の作ってくれた卵焼き」の味だったことも、思い出した。
「梨良」としての自分が、「縁」としての自分においしさを届けたい、と思っているため、現実に戻りたい。

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縁の幼少期の性格がだいたい梨良です。
「女みたいだ」と言われるのが嫌で反発したせいで、家族がいなくなったという思いもあり、
「女だったらよかった」という願望が「梨良」にさせたのかもしれません。
でもそこにはあむくんがいて、男の子だけどウェディングドレスに憧れていて。
それってかっこいいな、と思えたPC4がいました。
あむくんから「究極の卵焼き」のOKが出なかったのは、2人の求める「究極の卵焼き」が違うからかなって思います。
「苦手だけど憧れている」ことに迷っていた有彩ちゃんとのお話も、PC4の背中を押してくれました。
現実のPC4は卵もろくに割れないけれど、味もわからなくなってしまったけれど、
それでも「憧れに手を伸ばすために、一歩一歩努力する」ことをしたいな、と思っています。