容姿・経歴・その他メモ

右目を眼帯と髪で隠した、表情の薄い女性。
10歳のときにオーヴァードとなり、同時に「無疵なる石」を得た。
UGNに引き取られチルドレンとなると、カリキュラムを飛び級して18歳で正式なエージェントとなる。
しばらくはレネゲイドの研究を行っていたが、支部がFHに襲撃を受け、支部長が殺害される事件がおきる。指揮官を失い混乱する支部員に指示を飛ばし、対抗策を練り上げ、敵の排除に成功した。
この事件で指揮官の才が見出され、支部員の指示もあって支部長となった。本人としてはずっと研究をしていたかったが、慕われると案外弱いので、職員達の期待の眼差しに負けた。


オーヴァードになる前は天涯孤独の身で、学校ではいじめにあい、人生に絶望していた。
孤独に苛まれる日々の中、一人の少女と出会った。どこの子供かも、名前も教えてもらえなかったが、毎日顔を出す少女は初めての"友達"であり、心の支えとなった。
しかし施設での扱いもいじめも悪化する一方で、追い詰められた友香は発作的に自殺を図り、カッターで頸動脈を切った。そうして彼女は命を落とした…筈だった。次に目覚めた時には既にUGNの施設に収容されていた。首には傷一つなく、代わりに右目は奇妙な石になっていた。

数年後、かつての学校を訪れたが例の少女は見つからず、有益な情報も得られなかった。
自分がオーヴァードとなり、この石を得たことには"彼女"が関わっていると友香は考えている。最近になって「無疵なる石」と呼ばれるものと判明したこれを面影島から持ち出したのは都築京香だという。確かに現在、子どもの姿になった京香は"彼女"にどこか似ているが、矛盾も多く、当人なのかはわからない。
わからないままでもいいかな、と友香は考えている。"彼女"が都築京香であれ別人であれ、あの頃の自分の唯一人の友人であり、恐らくは命の恩人でもある、その事実だけで自分は歩んでいける。もしも本当に都築京香であり、敵となったら…成すべきを成そう、そう決めている。

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