容姿・経歴・その他メモ

〇UGN Y市支部に所属するエージェント。だが他の者達のように平穏を守りたいといったような信念は持っていない。
パートナーであるさとりを失って以降、彼には何もない。続ける動機も、気力も、夢も希望も、何もない。
だがしいて言うならば唯一残った家族であるこいしを守ること。それと自分を助けてくれた支部の皆への恩返しの為......。
とここまでは過去の話。

〇動機は確かにまだある。"アルデバラン"との決着。だがそれ以上に今は、家族である"こいし"を守る。
前回の事件(『Change The World』　第一話)で死んだはずのさとりと再会し、新たな決意を胸に秘め名を背負う覚悟も決めた。
まだ完全に吹っ切れてはいないがもうあの時の選択を後悔もしていない。
俺とこいしは、過去を乗り越える決意をしたのだから。

〇名乗る時、基本的には黒崎姓だが本名の時は古明地姓を名乗るようになった。

〇前支部長である花弦 樹にも世話になった。花弦姉弟とも仲は悪くないと思っている。
「花弦あさひ...アイツはすごい奴だよ。俺と同じで大切な家族を失った。
同じ経験をしたってのにアイツはもうそれを乗り越えて..支部長の座を引き継いでいる。全く敵わないよ。アイツにはな」
「ことりか。アイツも頑張ってるよな。全くあの姉弟は見てて眩しいよ」
「クロ...アイツにも感謝してるよ。よくわからん奴だがこいしと仲良くしてもらってるしな。
こいしもアイツといる時は楽しそうだし、感謝してる。...未だになんて呼んでいいのか分からん奴だけどな」

〇さとりには同じ苗字でもいいよ?と言われていたが、まだその名を背負う覚悟がない為苗字は適当に名乗っている。
だが本名は古明地で登録されていたりする。
→名を背負う覚悟を決めた。黒崎の姓もまだ使ってはいる。
こいしは事情を知っているが普通に兄として接して貰っている
こいしまで失ったら...そう思うとあまり彼女にも無理はして欲しくないが二人で過去を乗り越える決意をした為、前ほど心配はしていない....と思いきややっぱりしてる。というか『Change The World』第一話目以降ブラコン気味になってきている。

〇普段の授業などは代行者に押し付けてサボっており、大体屋上にいる。
口癖は"何もない
"黒い服装を好んで着用する。誕生日はさとりと同じ3月10日(助けられた日がさとりの誕生日だった＆名前を付けられた日だから)

〇コードネームは既に実験の記録からも存在も消されている為、いるはずのない化け物ということから。

〇戦闘スタイルは白兵。
危険な力を扱う代償として力を使う時に体力を多く消費する。
普段は制御をかけているが戦闘時は段階を踏んで解除していく。
その度に異形の、吸血鬼の力を自在に行使できるようになり、眷獣を召喚したりも出来る...らしい。
吸血鬼といっても真祖の力を宿しており特に弱点らしい弱点はない。

因みに【邪王炎殺黒龍剣】の名はさとりにつけられた。剣じゃないときは波だったり鎌だったり銃だったりするらしい。
残念ながら炎は出ない。


〇舞台
Y市支部には3つの支部があり、A支部は壊滅。C支部とY支部は半壊だった。


■コンボ一覧
・【拘束制御術式(クロムウェル)第Ⅲ号 限定解除(リリース)】
武器作成100%未満
→【拘束制御術式(クロムウェル)第Ⅱ号 限定解除(リリース)】
100%以上

・【邪王炎殺黒龍剣】or【邪王炎殺黒龍波】(命名:古明地さとり)
武器を使っての攻撃など全般の技

・【血気術:爆血】自身や他人の血液を爆発させる。遠距離も可

・【血染ノ王杭】（カズィクル・ベイ）
対象の足元などから槍を作り出し滅多刺しにする。単体、範囲どちらも可
※拘束制御術式 第Ⅱ号以降のみ使用可

・【鮮血万華】(ヒガンバナ)
周囲の血液を対象に集めて切り刻む
→派生【鮮血万華:曼殊沙華】(マンジュシャゲ)
対象ではなく自身や武器に収束させ強大な一撃を放つ
※拘束制御術式 第Ⅱ号以降のみ使用可


・【拘束制御術式 第Ⅰ号 限定解除
　　　　　　第3の眷獣　龍蛇の水銀（アル・メイサ・メルクーリ）】
二頭の龍を召喚しその顎で敵を喰らう
※拘束制御術式 第Ⅰ号以降のみ使用可

履歴

■過去
元々FHのとあるプロジェクトの被検体としてスラム街から攫われてきた実験体の1人。
そのプロジェクトは伝説の吸血鬼の力を宿した個体を作り出すという物だったが、当時"虚"(ウツロ)と呼ばれていた自分に宿った力は特別強力で、とても危険な物だった。
その危険性は成長と共に発覚していき、その時の研究者たちはチルドレンとしての育成を辞め自身を研究データ共々封印し、抹消しようとしていた。

10年前、破棄される寸前に研究所をとあるUGNチームが襲撃。
その時にUGNエージェントだった"古明地さとり"に助けられ、"朔"という名を与えられて...家族として迎えられた。

それからは家族として過ごしながら、パートナーとしても活動していた。
5年前さとりがY市に所属した際にも共に所属し活動していた———あの時までは。

"アルデバラン"というジャームとの戦闘があった。
前支部長"花弦樹"もその戦闘で亡くなった。
その後も奴と戦い続け、撤退に追い込むことは出来たが、被害は甚大。犠牲者は多かった。
その中には...さとりもいた。

彼女も———帰ってこれなかったのだ。
そして、彼女の願いに従って俺はさとりの生に...終止符を打った。

あの時、あれで正しかったのか。
今になっても夢に見る。
あの時の彼女の言葉。
「私を…ここで殺してくれない？」
それが最後の彼女の言葉だった。

■当時の状況
・"アルデバラン"の襲撃を受け、数日間にわたり奴と交戦していたがある日前支部長が重傷を負い倒れてしまう。
花弦姉弟はその場に残り、自分とさとりは"アルデバラン"を追って再度交戦。
その結果奴を追い詰め撤退までには追い込んだ。
しかし倒れた支部長の為にか無理をしたさとりはそのまま帰ってこれなくなってしまった。
彼女は暴走し意識を失う前に俺に「殺して」と頼みこみ、トドメを刺した。

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