容姿・経歴・その他メモ

来宮　翔

死ぬことを夢見ているもの。好きなことはスリルのあることと賭け事。
左目を見たことがあるものはしばらくいない。基本的に深く帽子を被っており取ることはない。取ったとしても前髪を目が隠れるくらいに伸ばしているため、目を見られることはない。

渇望
元々、レネゲイドに侵されていたのは双子の妹である恵の方だった。2人が生まれたのは双子が忌子とされる地域だった。その地域では双子が生まれてしまった際、双子が成人を迎える前に双子のどちらかを神に捧げ、地域全体の罪を神に赦しをこう儀式が存在した。来宮の家は男児が翔しかいなかったため、必然的に恵が生贄に選ばれた。しかし、オーヴァードである恵は簡単に死ぬことができず、儀式の最中に生贄が翔へと変更された。しかし、恵は翔が生贄になることを望んではいなかった。恵は翔が生きることを渇望した。その願いはレネゲイドを喜ばせ、恵の命とともに翔へと渡った。その時、彼女の渇望した願いがレネゲイドの形を変え、彼は生き続けなければならなくなった。
双子はとても、仲良しで翔もまた、恵が死ぬことを望んでいなかった。自分が生贄になれば恵は死ななかったのに。

彼はそれから、数千年の時を生き、彼女に再会する日を渇望している。

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