容姿・経歴・その他メモ

かなりの長身を誇り、戦闘時などは鎧のようなデザインの服を着ているように見せている女性。UGNに所属してもう10年以上になり、戦闘は結構得意。料理もかなり得意であり、普段の話し方はかなり緩い感じ。大体誰にでも物腰柔らかく接するが、戦闘時はかなり纏う空気が変わる。

以前は義理の両親と一緒に暮らしており、本来の両親は顔も知らない。義理の両親は旅行で山に出かけていた最中、まだ生まれて間もない白驟が山中で泣いているところを発見し、保護した後色々と過程を経て白驟を引き取ったらしい。そして本来の苗字も名前も不明だったので今の名前をつけてくれた。そんなこんなで一時期は本来の両親ではないと気づいた時にひと悶着あったり、自身の出生が不明なことに色々悩みを抱えたりしたが、それでも両親から変わらず愛情を注がれていたこともあり様々な問題を乗り越えて幸せに暮らしていた。しかしある日両親と一緒に山へ旅行に行っている最中、突然歩いていた道が崩れ三人ともかなりの距離を滑落してしまった。結果的に両親に庇われた白驟だけは奇跡的に生き残り、両親はそのまま帰らぬ人となってしまった。白驟は当時そのことを激しく後悔し、もしあの時二人を助けられるだけの力があればと思いつめ、強く力を求め続けた結果オーヴァードとして覚醒した。なぜあの時覚醒しなかったのかとしばらくはその力を恨んでいたらしい。それ以降はUGNに引き取られ、その時には既に19歳になっていたこともありそのままエージェントとして働くことになった。

そんな生い立ちのため家族への愛情や想いの強さはかなりのものであり、かつて本来の両親でなくてもずっと愛情を注いで育ててくれた義理の両親のように自分も子供へたっぷり愛情を注ぐようにしている。そして誰か一人でも家族がいなくなることを極度に恐れているため家族を守るためなら本当に何でもするほどの覚悟がある。彼女にとっては家族と一緒にいる時間が何よりも大事。


旦那である天泣（てんりゅう）とはUGNで働いている時にたまたま同じ任務をするようになったことがきっかけで知り合った。それ以降も何度か同じ任務に就くことが多く、共に命を預け合って戦っていく内に相性が良かったのもあってか惹かれていき結婚するに至った。結婚して程なくして子供を出産し、その子を秋霖（しゅうりん）と名付けた。秋霖には二人がUGNとして活動していることを隠しており、秋霖自身もオーヴァードとして覚醒していない。しかし両親からある程度の護身術を教えられているため一般人の中ではかなり強い部類に入る。
両親の意向としては常に秋霖の傍にいたいと思っているが、過去にとある危険な任務を任されたことがあり、娘を危険に晒してしまう可能性があったため泣く泣く距離を置くことになった。秋霖には海外出張と偽っている。本当は絶対に離れたくなかったがどうしても離れざるを得なかったため苦渋の決断をして離れて暮らすことになった。


現在秋霖は16歳であり、普通の高校生として学校に通っている。しかし一人で家に置いておくのも不安なため知り合いの経営している頼れる探偵事務所に預けている。その探偵事務所の名前は『マフティー探偵事務所』。ビリー・マフティーという御年125歳を迎える元マフィア幹部と、水無月一家が住んでいる総合戦力がヤバめの探偵事務所であり、以前とある共通の知り合い（明鏡一族）を通して知り合っていたためここなら任せられるということで預けることになった。そのため秋霖は探偵事務所で寝泊まりしており、高校生として勉学や部活動などに励む一方で時折探偵事務所のお手伝いもしている。つまるところ秋霖は探索者だが設定的に色々アレなのでこの世界では単純に頼りになる探偵事務所に預けられてる普通の子という扱いで…。

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