ダウナーでサバサバとしている女の子。イエスノーがはっきり言える日本人で支部長からは苦手意識を持たれている(かもしれない)。
人に関わることを面倒くさいという癖に余計なおせっかいは焼いてしまうという難儀な性格。
好きな物は雨音
嫌いな物は雑踏

一人称:アタシ　二人称:君、アンタ　三人称:呼び捨て、○○サン

アールラボの職員である両親の間に生まれた子供。しかし両親は長谷川奈津美と共同で生まれてくる子供に古代種のレネゲイドウイルスを感染させ、器とする他、ゾディアックウェポンの担い手となれるように"調整"を加えた。その研究は成功であり、勇魚は希少なレネゲイドウイルスに感染し、12振りしかない装備の担い手に選ばれる。それからは訓練の日々であり、同期の中では異例の速度で成長を遂げた。自身の電気信号を認識しており、そこに介入することで通常以上のパフォーマンスを行うことが出来る。それを応用して開発されたのが『雷光抜刀』と呼ばれる彼女独自の抜刀居合術である。

電気信号を捉える感覚は五感にも影響しており、聴覚が特に優れ、10km先の針が落ちる音ですら聞き分けることが出来る。その聴覚からすると、普段の生活では頭が割れそうなほどの雑音を拾ってしまう。その為、UGN謹製のヘッドホン型の補聴器を常時着用しており、雑音が耳に入りにくいようにしている。

電気信号を知覚し、それを制御、操作することで肉体の限界を超えた動きを可能とする。その力の一端が彼女の扱う抜刀居合術『雷光抜刀』である。
『雷光抜刀』:脳からの電気信号を制御、増幅し、通常ではありえない伝達速度と実行力を持たせ、肉体スペック以上の動作を可能とする抜刀術。剣術ではない理由は、思考より速く体が動くため一定のプログラム動作として実行せざるを得なく、その場その場で臨機応変に対応するためには純粋に自分の技量が無いと不可能なため、一定の動作で最大限の結果を得ることの出来る抜刀術に成長した。