【コードネーム】漢字(よみ)
【種族】人間
【能力】レネゲイドの在り方を歪めてしまう目（魔眼）を両目に持つ。その他、高いRC能力によって血の兵装を生み出す。

FHエージェント"マスターオーベロン"の誘いに乗る形でオーヴァードへと覚醒した過去を持つ。
頭脳明晰で計算高く何事もそつなくこなしてきたが故に、今までに感じたことのない万能感は帝を凶行へと走らせる。
当時からPC1に好意を向けていた帝は、同じく当時から正義感の強い切札陽翔が嫌いだった。
レネゲイドを使えば欲しい物を手に入れられる、気に入らない物を切り捨てられると考えた帝はロストボーイ事件に加担した。

慎重な性格で己の目的を果たすためにはあらゆる手段を可能とする用意周到さを持つ。
その本性は直情的かつ熱くなりやすいタイプであり、攻撃的な形で表出する。
切札陽翔に対して眩しいくらいに強い正義感、1度自分を殺害した相手にすら慈悲を与えるその甘さとは決定的にソリが合わないと断言している。
命を救われたという事実に対してかなり複雑な感情を抱いている。
そして最も嫌悪する相手とはいえ、自分によって危険に晒されたPC1を守ったことも不本意ながら認めている。
PC1に対してこれ以上傷付けないよう自分から一切関わらず、関わるきっかけを与えず、計画的に距離を取っている。

ロストボーイ事件以降、"魔眼"と呼ばれる特異な能力に目覚める。
それと同時に眩暈と頭痛に悩まされるようになったようだ。

魔眼はレネゲイドの奔流を目視で確認することが出来、その在り方を歪めることで無力化する力を持つ。
レネゲイドの使用者とのパスを曲げることで、正常に作用させないようにする。
ただ使用者の身体に掛ける負担が大きく、長時間の使用は厳禁とされている。

魔眼がどこからもたらされたのか、どのような条件下で発生するかはまだ定かではない。
魔眼を所持するオーヴァードの多くは耳鳴りや眩暈、頭痛を発症しており、（感覚的に）自分ではない誰かが魔眼を通して干渉しているという旨を訴えている。

一度目はロストボーイ事件で、そして二度目は今回の事件でPC1にとっての一番は切札陽飛だと再認識する。
その上で最後に決別(ケジメ)を着ける為に、自分の想いを告げる。