容姿・経歴・その他メモ

履歴

「僕、ですか？　……CN《暁の明星》の東雲空、です。『壊す』ことが得意ですけど……まぁ、よろしくお願いします」
「死なせない死なせない死なせない……！　誰にだって、まだ『残すもの』はあるんだ……！」
「『現状を壊す』──その願いを物理的に現出させるのが、僕の賢者の石。僕の──チカラです」
「レネゲイドクリスタル、接続100%――解放《オープン》ッ！」

温和で人を放っておけないお人好しのイリーガル。シンドロームはブラックドック・モルフェウスで、能力は《物質生成》《発電による身体・反射神経の向上》――そして賢者の石発動時の《崩壊点の探知》。戦闘スタイルは、ブラックドッグの発電によって生体電流を強化し接近しての白兵戦。相手の《崩壊点》に対して超高圧の電流を流し、体を崩壊させる一撃必殺のスタイルのため、基本的に使っている得物は自らが作り出すナイフ一本。戦闘時は眼鏡を外す。

性格は基本的に温和で他者奉仕意欲が高い。というのも、自身を『誰かの役に立たないといけない人間』として認識しているので、誰かのためというより自分の生きる理由のため、というのが近い。また、その分目の前で困っている人――特に、何かを失おうとしている人――を見かけたら助けずにはいられない性分。
『八方美人かつお人好し』という、見る人からしたら嫌われる性格だが、それでの悪口は特に本人は気にしていない。また、『俺がいたことを一人でも増やしたい。自分が今生きている理由を作りたい』『俺がいた証明をしたい』という、一種の恐怖心と自己保身のために動いているため人に恩を売っているという認識は希薄だったりする。

死生観として『人は死ぬまでに何かを残さなければならない』という考えを持っている。

オーヴァード方面では、『遺産継承者やチルドレン・エージェントを輩出する家』である東雲家で、現在唯一のイリーガルとして活動している。正当後継者でないため問題はないが、チルドレンと比べればあまり即戦力とはいかない、という実力のためちょっとした護衛任務の人手などに駆り出されている。
CNの"六等星《ミニマムズ》"は、賢者の石取得前のCN。紗紀にはよくこの名前で呼ばれていたため、言われるたびにびくりと怯えたりする。今の"暁の明星《デイブレイク》"は賢者の石取得後に自分で希望したCN.

賢者の石を取得してからの特殊な異能として、賢者の石発動時に物質の『崩壊点』……そこを崩せばバラバラと全体が崩壊する『物質の急所』を感知する能力がある。そこにさらに確実に武器を届かせるために、超電導のナイフを生成し突き刺すことで確実に崩壊点を突くのが戦闘のセオリー。なお、本人自身のレネゲイド量が少ないため、賢者の石からのレネゲイドをパーセント単位で『解放』することで反射神経などを向上させている（強く発動すればするほど、頭痛が酷くなるという代償は伴っている）

UGNチルドレンの立科紗紀とは、レネゲイドの扱いを教えてくれた師匠であり恋人関係。相変わらずお人好しなのは変わっていないため、割と女子から好意を持たれることが多くそのたびに機嫌を取り直している。


――過去設定――
『異形に対しての処刑人』としての役割を持ち、UGNに対してエージェント・チルドレンを輩出する、いわゆる『遺産継承の家系』に生まれた。
期待通りに最初からオーヴァードとして生まれ、幼い頃から遺産『鬼斬りの古太刀』を継承される器として訓練されるはずが、レネゲイドのあまりの保有量のなさに――物心つく前に正当後継者としての資格を失った。
エージェントどころか戦闘できるチルドレンになることすら難しく、幼少期から白兵戦の訓練自体は行われていたがエフェクトを発動させるまで中学生に成長するまでできなかったほど。そこからはイリーガルの訓練が行われていたが、それでも『何とか自衛もしくは引き付け役になれる』程度。そのためチルドレンにはなれず、東雲家からの初めてのイリーガルとして任務を時々受けながら、親の期待を完全に捨て去れた高校生活を送っている。
現在は家から離れて一人暮らし。妹が二人いるが、そちらはチルドレンとして、遺産継承者として忙しい日々を送っていると聞いているため、中々会うこともなかったりする。

テーマタロットは『死』

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