クラシカル家に次男として生まれた。いわゆる貴族の家系。

一人称

俺

二人称

君

飄々としている美人。
各地を放浪して化物を屠り、病人は進んで手を貸す善良なエージェント。私生活が破綻している。
グライムを拾った理由は本人には「小間使いが欲しかったから」と言っているが、
実際は子供が好きで心底哀れに思ったためである。

巨蒼の魔尾　Hex Deneb ヘックス・デネブ　略してHD。（青色超巨星 HD E226868）

Reene→となかい座
レインディア・アクエリアス＋エーディン・クラシカル÷2

15世紀初頭、未だレネゲイドが魔法や呪術や奇蹟といった神秘をもって語られていた時代。
自ず、オーヴァードは怪物として称され、怪物を狩る者らが社会の裏側にて蠢動していた時代。
多く、最も有名な魔物──吸血鬼の名と共に語られる彼らは、ヴァンパンイア・ハンターと呼ばれていた────

宵闇と星。碧空と太陽。
闇が巣食う村の中、救いを求める悲劇譚。

ダブルクロスThe 3rd Edition
　　『 STAR GAZER 』
ダブルクロス──それは、裏切りを意味する言葉。

時は1400年代初頭。レネゲイドがまだ魔法のような神秘でもって語られていた時代であるため、オーヴァードは皆怪物に類するものとして恐れられていた。
また、レネゲイド自体が拡散していないため絶対数が少なく、多くのオーヴァードは裏社会に潜みオーヴァード同士で協力しあって生きていた時代だ。
徐々に魔女狩りの機運が高まっており、魔術に対する恐怖や異端承認が盛んになりつつある。濫りに異能を使えば社会的に追われる立場になるだろう。
火刑にかけられたオーヴァードも少なくはないのだ。

そんな時代の、ヨーロッパと中東の狭間にある辺境の村が今回の舞台である。
村民は農業を中心に、週に何回か狩りに出かけて平和に暮らしている村であり、人口も三桁に満たない程度の規模だ。
　そんな平和な村で、血液が抜け落ちた変死体が見つかる所から物語は始まる──

かつて、未だ人間が地では無く、天に座する楽園にて暮らしていた頃の信仰。それを引き継いだ者たちを源流とする組織。それがSoL機関だ。
裏社会にて暗躍する怪物たちは、元を辿れば楽園の時代にて地に這う魔獣共を祖とする存在であり、その駆逐を天命として掲げている。
また、怪物、魔物の中でも特段強力な者が居る。SoL機関はそういった者たちを【宵闇の血族】と呼び、一段と力を入れて追っているのである。

SoL機関の構成員は必ず星の名前をコードネームに含んでおり、師弟関係を通じて継承していく。
唯一星の名前を持たないコードネームは、SoL機関の最上位者とされる者のとあるコードネームであると語られるが、実際にそのようなコードネームを掲げる人物が現れたことはなく、事実上の空座だ。
そのため、構成員は組織の最上位者とされる者を一種の偶像として捉えており、本気で存在しているとは思っていない事が多い。

紀元前からヨーロッパ周辺で活動が確認されている組織ではあるが、構成員が非常に少なく、またその性質上表舞台に上がることはほぼ無いため、知られていることの方が少ない。
よって、市井の人らには専ら【ヴァンパイア・ハンター】であるとか、【魔術師】であるといった名称で呼ばれる事の方が多いだろう。
同業者からは【機関員】と称されることが最も多い。

SoLはSlayer of Luciferousの略だ。宵闇の血族の祖だとされる【明けの明星】を神敵と定め、その撃滅を最終目標としているのである。
※ワークスはUGNワークスを使用する

PC2
推奨ワークス：UGNエージェント or UGN支部長
推奨シナリオロイス：PC1
指定コードネーム：《任意の星の名称》を含むコードネーム
初期作成経験点：130+30+4(EE)

君は”ヴァンパイア・ハンター”として知られるSoL機関に所属する歴戦のエージェントである。
君は数多くの怪物を鏖殺し、闇の中へ屍の山を築き上げていた。
ある満月の夜に、怪物の中でも特に強力とされる【宵闇の血族】の内、尚も名高い吸血鬼を討伐せしめんと、襲撃にあう最中の民家へと駆け付けた。
そこでPC1と出会った君は、PC1の中に宿る異能の力を感じ取り、SoL機関にて教育を施している。
PC1を保護してからは、共に多くの怪物に挑み、討ってきた。逃してしまった宵闇の吸血鬼を追い求めながら──

　今回君たちに託された任務は、とある辺境の村にて起こった変死事件の解決だ。
発見された死体は血が尽く失われており、渇いた木屑のような異様であったという。
恐らくは、怪物の中でも強力にして最も有名な存在──ヴァンパイアが関与しているだろう。君たちは身支度を整え、現場へと向かう──。