赤い髪に青い目。身体にはタトゥー入れている。チャラそうに見える。

仕事はきっちりやる。エージェントの中では亜純血ということで結合粉砕を生かして高い火力を突っ込んでいく。
衝動は破壊。花火打ち上げようぜ、材料はオ・マ・エ♡
…中々にイカれているのかもしれない。

追記:支部長に温かい目で見られ、チルドレンに撫で回されました。可愛いらしいです。なにゆえー！

幼少期にUGNに預けられチルドレンに。そのままエスカレーターでエージェントになりました。
その後は大学に通いつつ、FHを探しています。
あまり肉弾戦が強くないのが周囲からは意外がられます。この見た目で肉弾戦ダメなの！？

明るく振る舞っていますが…メンヘラと光属性のクロスブリードという地獄の煮凝りのような性格の男です。少しだけ吹っ切れましたがふとした瞬間にメンヘラしてるかもしれない。陽キャ？いいえ深淵です。


過去に両親に捨てられました。原因は「彼がオーヴァード」だから。
どうすることもできませんでした。
いつもいつも。寒い日は外で両親がドアを開けるのを待っていました。
誰かが助けることはありません。
お腹が空きました。
眠たいです。
寒いです。
ーーーさみしい。です。

誰かに助けてもらえるわけもないので、嫌いな炎をつけて。寝ないようにしていました。

風が冷たい。

隣の家から聞こえる笑い声。
それが…すごく、渇きを起こします。
「嗚呼、羨ましい」
人間になれるように努力はしました。愛想良く、行儀良く、誰からも可愛がられるように。
ーーーでも、1番認めてほしい人にはただの一度も認めてもらえなかったんです。

心のケアを受けたことはありません。
明るく振る舞い(平気だろう)と誤認されていました。大人に気に入られるように、常に笑顔で過ごしました。
「…無理してない？キミ」
そしてある日バレました。
テレーズ・ブルム…自分より年下の人物でした。

誤魔化し、笑い、道化になるのは慣れっこです。
平気平気と言いましたが、そんなことはなかったです。
同僚は死にました。1人になりました。虚無と孤独で燃え尽きそうでした。息ができない。
ーーー
ある日のこと
暴走しました。欲しかった光景を埋め込まれて。
暴走しました。欲しくない光景を見せられて。
孤独からくる、混乱でした。支えていた支えが砂になりました。
でも、殴られて温情で帰ってきました。
ある同僚には殴られました。
ある同僚には心配されました。
つきっきりで看病されました。
ある後輩は泣きました。
ある後輩は怒りました。

「サレン〜おやつ奢って〜」
「御角。調子はどうだ」
「おい御角ォ！また訓練付き合え！」
「兄さん！！！無礼な態度はいけないよ！ごめんなさい御角さん！」
「あなたたち、静かにできないの！？場所と立場をわきまえなさい！」
「「「サーセン支部長！！！！」」」「…すまない」
…今は支えてくれる人がいます。幸せな記憶を垣間見ました。だから。笑って過ごすことにします。

…と思った？残念、そんなことはないんです。