容姿・経歴・その他メモ

無表情。必要以上のことは喋らない。と思ったら不意に放つ言葉が辛辣。
気づいたら戦闘の物事を教え込まれたので、趣味もないし、同年代が何で喜んだり楽しんだりしているのか知らない。
レネゲイドの使い方を教え込まれる前は体の保ち方がわからず、複数浮いた魔眼が彼の粘性の低い体を引き寄せたり離したりしていた。

▼　"ライトニングボルト"十六女燦（いろつきあきら）
寝食を共にした燦だけが気の置けない相手だった。
彼とともに付け合った名前は気に入っている。
彼には"燦（あきら）"という名前をつけた。喜びも悲しみも怒りも、すべて赤裸々に表現するからだ。彼の表情は色鮮やかで眩しかっただった。
（燦：かがやく／きらめく／あきらか／あざやか）
彼には"愛（あい）"という名前をもらった。皮肉だと思った。だけど彼は「名前を呼んでもらうだけで愛がもらえる。これからは俺もたくさん呼ぶから」と言ってくれた。彼らしい素直な考えだと納得した。
そして僕らは「十六女（いろつき）」という名字を分け合った。いっぱい辞書を引いて彼が探してくれた。「女性としての色のつきはじめ」という意味らしいが、彼は音と見た目がかっこいいからと言って譲らなかった。

だが、彼は死んだ。あっさりと死んだ。任務中に、自分の知らないところで死んだ。

それからは生きることが無味乾燥に思えてならなかった。何のために生きているのかを考えては、考えるのをやめた。
仕事に身を投じて、機械のように生きることにした。
ただ、苦手なコーラを飲むようになった。炭酸の刺激はいまだに慣れない。

▼　与儀 大介（よぎ・たいすけ）
特別な感情はない。教官は教官だ。"クロ"と呼んでくる。

▼　永見 孝三（ながみ・こうぞう）
所長。燦が亡くなったときに気にかけてくれた。表では"クロくん"、裏では"愛くん"と呼んでくる。

▼　永見 昴（ながみ・すばる）
所長の娘。愛は"昴"と呼び、昴は"愛くん"と呼ぶ。
燦が亡くなったときに誰よりも泣いたし、自分のことを気にかけてくれた。
燦のことを思ってくれるのは嬉しいが、自分に対しての仕事以上の面倒見はどう接していいかいまだにわからない。

カラーコード
ヘリオトロープ（愛よ永遠なれ、献身的な愛、夢中）　#9079B6

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