容姿・経歴・その他メモ

出自不明のUGNチルドレンの少女。
大雑把な経歴として、住宅火災から辛うじて救助されたと記されている。
生死が危ぶまれるほどの傷を負っていたが、それは外部からのものではなく体内から発生した電紋（感電によって生じる火傷）であったことから、生来のブラックドッグ能力が暴走して火災を発生させてしまったのだと思われる。

UGNに回収されて養育される過程でも、能力を制御しきれずたびたび大怪我を負う問題児であり、制御能力に欠ける烙印を長いこと押されていた。

しかし、同じピュアブリードでありチルドレンの先輩でもある教官、玉野椿によって「制御能力に欠けるのではなく、制御しきれないほどに発電能力が高いのだ」と見い出される。
彼女の直訴によって、過電圧からの自傷ダメージを軽減する機構を埋め込む処置を受けられ、また献身的な指導によって能力制御のコツをつかんでからは、組織内でのランキングも急上昇。重要な任務もたびたび任されるようになった。

受けてきた重要な任務の中に、FHエージェント道原五木との幾度もの戦闘も含まれている。
お互いに痛打を与えあい、また、仲間を失ったこともある。
もともとUGNへの畏怖込みでの忠誠心はあり、任務には熱心だが。特に道原五木を掃討する、という目的意識はひときわ強い。



戦闘はともかく諜報や工作はあまり得意でない。
雷光を見過ぎたためにかなりの近眼であり、物の区別がつきにくいせいであると本人は主張する。
もっとも、そもそもの性格が割と大雑把である。
体内に多くの機械的な機構を仕込まれているため、華奢な見た目に反してかなり重いのが女子的に悩みの種。
電紋が体中にあるのでそれを隠すために、服の下に常に身体に密着したボディスーツを着込んでいる。

一人称：わたし
二人称：基本的には「～さん」。UGN関係者などのコードネームがある人物はコードネームの呼び捨て。
ただし玉野椿だけは「せんぱい」。他の教官とは違う特別な親しみと敬意を感じているため。
性格：任務をがんばってこなそう、という意欲が、大雑把な性格でわやくちゃになることもたまにあるが、だいたいの場合においては真面目ながんばり屋。
目が悪いせいでいつも目つきがやや悪いのと結構短気なせいで他人からは不機嫌そうに見られることも多く、それもあって若干コミュ障の気がある。

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