2000年代初期に存在していた村。■■県■■山の■■に位置し、人口およそ200人ほど。同年に起きた大規模な豪雨とそれに伴う川の氾濫や土砂崩れによって廃村。現在は自然湖となっている。
山奥ながら近くを流れる川と村の奥にある滝は村の象徴でもあり、後述する蛇神信仰へと繋がっている。
また信仰の影響か名前または苗字に蛇を入れるのが習わしとなっている。

蛇神信仰

滝の麓にあったとされる巨大な蛇の抜け殻を御神体とする信仰。村に豊富な川の幸や豊作などの恵みを齎したとされる。年に一度、番の動物かつ特徴的な対称を持つもの(色や性格など)を滝壺に沈める事により村の繫栄祈願を願った。これを怠った年には川の氾濫や飢饉、疫病などが流行ったとされる。また、村が崩壊する数年前からは飢饉や不漁が続いており、人間を贄に捧げ始めたとされている。

個体名《蛇神》について

種別/オリジン:レジェンド　Syn/エグザイル＆オルクス　外見/巨大な蛇

領域内であれば自身の眷属である蛇を無限に生成可能。村による信仰を失ったが、現在麓の村や街に蛇神伝説と称して捧蛇村で発生した事案WEの一部を流布。存在の固着化に成功。しかし力を増し過ぎた影響か湖内に結界を生成。現在立ち入る事が難しくなっている。

事案WE

20--/08/08 PM08:00　　《蛇神》の力により村を押し流す程の豪雨と土砂崩れが発生。観測によれば無数の蛇と襲われる村人たちも確認された。生き残りは｜蛇森朝十《へびもりあさと》(当時8歳)。インタビューを行ったものの、記憶喪失によって有用な情報は得られなかった。しかしオーヴァードへの覚醒と、蛇神の影響を受けたと思われる表皮の変化を確認。経過観察と同年代という事を鑑みて神城早月の親戚であると刷り込み、研究を容易とする事に成功。本格的な実験は肉体の成長を待つこととする。

現在この部門は倫理的配慮やゼノスとの関係を鑑みた、現神城グループ会長神城早月によって取り潰されている。

お祭りのまえの日、いつもの神社で**を待つ。少し不安だけど、おぼえることは全部おぼえたからたぶん大丈夫。あとは…と、思っていると。
「おまたせ～！あさくん！」
「あ、**～！」いつのまにか顔がすっごく近くてビックリした。思わず声を上げたらわらわれちゃった
「あはは、へんなこえ～」
「う…てかその着物どーしたんだよ」
そう言うと、**はうれしそ～な顔をする。
「これ？お母さんに言って着せてもらったの！かわいいでしょ」
「うん、かわいいと思う」
こういう時は素直にほめなさいって白さんも言ってた。そしたら**はうれしそうで、でもちょっとはずかしそうにわらってた。