容姿・経歴・その他メモ

田舎の寺で生まれ、中学卒業までを現人神のように過ごす。
自分の能力だけが目当ての周囲、特に両親に相互理解を諦めて出奔。（ここまで一人称私）
ストリートパフォーマーとして旅の生活を始める。



相棒のアリオン（レネゲイドビーイング：ミネラル）との出会いは16才の出奔直後。

故郷の人間にバレると追いすがられてしまうという考えから夜市でサングラスを購入した際に、
店主から「曰く付きで持っていたくないからもらってくれ『助けると思って』」と言われてもらってしまった。

その夜アリオンを磨きながら癖である空の楽器を演奏していると、アリオンから話しかけられた。
話している内に、ただ人ではない自分とただの物ではないアリオンにシンパシーを感じ友となる。
以来、寝食浴をともにしている。

いつの頃からか、適当に喋る桃仙にアリオンがツッコミを入れる会話が彼らの日常である。
桃仙にとってアリオンは自身の判断基準の監査役でもある。



海外巡業中に出会ったスラムの少年と仲良くなり、彼が根城にするというスラムで暴れるギャングの話を聞く。
彼はいつか自分が偉くなってギャングに連れて行かれた家族・友人を取り戻すのだと語った。
初めて自分から他人を手助けしたくなり、ギャングの本拠地へむかうと、
好き勝手振る舞っていたギャング所属のオーヴァードが、レネゲイド災害を起こしていた。

事態収拾のため使い慣れた音波によって対応していると、結果的にギャングを壊滅させると、
ことの大きさから動いていた現地のUGNと接点ができる。
当然のこと野良のオーヴァード且つ個人で組織を壊滅した人物ということで、
半ば監視や人柄調査のように依頼がくるようになった。（１９歳の頃）

不自由を嫌う性分と、表出はしていないが助ける価値を量る思想から、
自分の判断でエフェクトを使用した人助けを行うことを好むため、UGNのスカウトは蹴っている。




ヴァシリオス・ガウラスとはUGNの任務にて初対峙した。（28歳のころ）
何度も遭遇、戦闘を繰り返す内にオーヴァードの不当な搾取を是正したいという信念に触れる。
桃仙自身の生い立ちから思想は理解できるものの、無造作とも言えるやり方が桃仙の考える信念ある行動に合致せず認められない。

未だ善も悪も知らない若者や貧困や環境によって明日の事も考えられない弱者をも巻き込んだ先に、
平等平和なんてあり得るものではない。
アリオンや気高き少年と出会わなかった自分の姿であるようにも感じ、必ず打ち砕く（否定する）と決心している。




だらしのない無精ひげ、ありあわせの服、自称仏様より頼りになる男。
ピアスは多く所持しているが、首元の飾りはアリオンのみである。
生来の自由気質と出自からの傲慢さ、友人たちから学んだ真摯さが桃仙を形成している。


一人称は俺ちゃん（自分は生真面目や誠実な人間ではないと第一印象で理解してもらうために使用している）
コードネームのラフクラウドを本人は笑う観衆（laugh crowd）のつもりでいるが、
登録したUGN支部ではLとRを聞き間違えられた事と戦闘後の散乱した敵の姿から粗野な群衆（rough crowd）とされた。

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