元ネタ

レジェンドとしての元ネタは創世記。そこに記述されたある男をオリジンとしている。名前については完全に偽名だが、「自分の最も大切な人」の名前を借りていると自称している。ナアマもエムザラも女性名だが日本だとその辺知ってる人は少ないので突っ込まれたことはない。ちょっと寂しい。

本名は「ノア」。創世記5から10章に登場するキーパーソンの一人。一年前にとあるレネゲイドビーイングが引き起こした「世界を飲み込む大洪水」に引っ張られて顕現した。荒廃し悪に人心が飲まれた世界でなお誠実に生き、神と共に歩んだ「最も全きひと」。神の言葉を預かってゴフェルの木で箱舟を組み上げ、家族と生き物の番を載せて大洪水から生き延びた後、神と契約を交わしてありとあらゆる動植物の管理者となったものである。

能力・術技

物体に生命を吹き込み使役する能力を持つ。石ころを植物に変えることも、シルバーアクセを虎に変えることも自由自在。また、これによって生まれた生命はもととなった物体の性質を引き継ぐことができる。この特性を利用し、戦闘の際は金属や刃物を生物に変え、高い攻撃力を保持した生き物を使役して戦う。
なお、この能力は彼本人のもので後世の創作とかに直接的な関係はないのだが、ナアマ本人が物語から生まれたレネゲイドビーイング(オリジン：レジェンド)であるという性質を悪用し、某漫画の主人公の能力に便乗して「イメージの皮を被せる」ことで能力をさらに安定させている。これは傍らに立つ影として出力され、能力使用の際の補助として利用される。見た目は某黄金体験。時の棺使う時は鎮魂歌。

行動原理

基本的にあらゆる人間を自分の子供のように呼び慈しんでおり、たとえ敵対しようと傷付けることを好まず、殺害することを選ばない。だが、敵対者が「人間を外れた」と認識した場合、スタンスがキルゼムオールに一転。物理的な暴力も口頭による精神攻撃も、謀略策略呪いや祟りの類ですら容赦なく用いて敵の一切合切を滅殺する。詳しい理由はともかくとして彼は「人間を支配しようとする人外」については強い敵意を持ち、そういった敵を打倒することには相当なモチベーションを保持している。
理由は神との契約。人間は創世記において地上の管理を任されている。その任を主じきじきに受けたノアは命の管理者という命令に強い誇りがあるため、人間を支配しようとする＝地上の管理者の地位を奪おうとする＝神の敵対者という図式が成り立つ。スタンスがぶっ殺に早変わりするのはそういうわけ。
争いが絡まない時の彼は自由人そのもの。好奇心と学習意欲が並外れており、いろいろな場所を見て回るために基本根無し草の流浪人で常に旅をしている。生まれて一年経ってないのでまだ日本観光中だが、日本をめぐり終わったら海外にも行くつもり。
似非クリスチャン。神を信仰していることは間違いないし、信仰対象が唯一神であることも確実なのだが、どうにも教義の細かいところがキリスト教やユダヤ教にかみ合っていないのでエセ。本人も特に否定しない。
彼にとってこの現代での顕現は完全に予想外。その上付けられた種族名が背教者そのもの(レネゲイドビーイング)なので困惑もひとしお。とはいえどんな事情であれ自分が生まれたことには意味があるのだろうと前向きに捉え、背教者という称号についても悪行を成すことで信仰を示したジューダス=ユダの真似事として好意的に受け取り、神敵を討つモチベーションとしている。

容姿

肌も髪も雪のように、あるいは羊毛のように白いことが特徴。瞳は赤みがかった金色。基本三つ編み。毎朝自分で結ってます。だっさい丸眼鏡がトレードマーク。
現代にきて色々エンジョイしてたので、当然ファッションも楽しんだ。落ち着いていてシンプルな服装を好むが、色彩については一転して派手好き。とはいえオシャレは履修済みなのであまり変な格好はしない。それはそれとして面白いので部屋着用にダジャレがプリントされたダサTを30着くらい持ってる。最近のお気に入りは「that's雑」と「ウキウキの雨季」。

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