容姿・経歴・その他メモ

『ここはどこなんだろう。』

わたしはいつの間にか、知らないところに居た。
周りはよくわからない何かと、白い格好の人間がいっぱいいた。
自分は透明な見えない壁に囲まれて、閉じ込められている。

『あれ？なんだか身体がおかしいなぁ。
　あたしのヒレ、こんなのだったっけ？』

人間はわたしを見て何か言っている。
実験は成功？どういう意味なんだろう。

『ああ、なんだかここ狭いなぁ。
　つまんないし、さっさと出ちゃお。』

何だか変な形になっちゃったヒレで見えない壁はあっさり壊せた。
人間たちは大慌て。何か尖ったものをこっちに向けてくる。
でもヒレを振り回したら、全部動かなくなっちゃった。

『はぁ…深海に帰りたいなぁ…』
どこかもわからない故郷に向かって、わたしは歩きだした。

…あれ？何で足があるんだろう。まぁいいや。

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「デメニギス」という深海魚を元に作られた人工のレネゲイドビーイング。
深海に対する強い帰属意識を持っており、深海で暮らすことが彼女の理想である。
FHに所属しており、「深海に戻る方法はUGNが極秘情報として持っている」と唆された結果協力を結んでいる。
最もノイマンのシンドロームを持つ彼女は既にFHの嘘に気付いているが、同時にウロボロスのシンドロームを
発症しておりゼノスに命を狙われている身である彼女は、逆にFHを隠れ蓑として利用している。
彼女の目的は「深海への帰属」。もしそれが叶わぬなら、この地上を深海と同様の環境にしたいと企んでいる。

彼女の透明な頭から見える脳は異常に発達しており、運動神経への伝達スピードが人間の数百倍はあると言われている。
その異常な運動能力とウロボロスによる様々なシンドロームを組み合わせた白兵戦闘が得意分野。
自らの腕を巨大なヒレに変形させ、舞い踊るように周囲を切り裂いていく。

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