容姿・経歴・その他メモ

　生まれはコインロッカー、育ちは孤児院。
　幼い頃、職員と散歩に出かけた際に自動車に突っ込まれたことが切っ掛けで覚醒した。
　自身も瀕死の傷を負いながら負傷した友人や職員に縋りつき、必死に呼びかける。彼の能力に呼応して集まった“砂”が目の前の惨い傷を埋めて塞いでいく。しかし生死の溝までは埋められなかった。
　その後UGNに発見され、孤児院から引き取られてチルドレンとしてホワイトハンドへ所属。日本支部の衛生班の一員となる。
　15歳の頃に大型EXジャームの討伐作戦に参加したが、敵のあまりの強さに力及ばず7人の犠牲を出した出来事が原因で失調。自身を顧みない治療行為や研究が続き、それを咎められると共に東京都N市支部へ転属することとなった。

　不器用なだけの毒舌家。負傷したエージェントへの治療は常に長説教がセット。
　話が通じなければとりあえず一発引っ叩く。「男女平等衛生ビンタ」などと呼ばれていたりいなかったりする。
　命の危機と背中合わせの環境で生きてきたことから、非オーヴァードや覚醒間もないオーヴァードの相手をするのが苦手。

「あーあ、お帰りなさいませ戦士殿。また『栄誉の傷跡』ですか？　そりゃお美しいですこと。新しくつけられるように今あるのはとりあえず全部塞ぎますが問題ありませんね？　返事は聞かないんでそこで大人しくしてくださいクソ怪我人殿」
「死ぬなら俺の管轄外でやってくださいね。それこそ山ん中とか海の底とか」
「俺もアンタも仕事でやってんのは重々承知なので別に止めはしませんけど、仕事でやる以上ちゃんと帰ってきてくださいね。ただでさえ人不足なのに、アンタの分の報告書が他に回るとこっちもこっちでフォローすんの大変なんですよ。頼みますよ？」

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