容姿・経歴・その他メモ

【キャラクターについて】
誰にでも飄々とした態度をとる掴みどころのない男。
大阪で生まれ育ったため関西弁が染みついている。
幼い頃から幽霊が見えており、普段はグラサンをかけて見ないようにしている。

【能力について】
契約を結んだ人間の魂を死後も現世に縛りつけて操る能力。
ジャコウは大罪を犯した死刑囚と生前契約を結び、使役している。
魂は永久的に使役できるわけではなく一度戦闘に使用すると消えてしまう。
消えた魂が何処に行くのかはジャコウ本人にも分からない。

【経歴について】
葬儀屋の家系に生まれ両親と何不自由なく幸せに暮らしてきた。
両親の職業柄、ジャコウにとって死とは身近なもので日常だった。
そのせいもあり彼は物心ついた頃から幽霊を見るようになる。

数多の幽霊の中でジャコウにとって特別な幽霊がいた。
母親によく似たセーラー服の少女だ。
彼は常にジャコウの傍におり、よく面倒を見てくれた。
両親や少女の幽霊と過ごす日々は奇妙でもあり幸せな時間だった。

しかし、そんな日常は脆くも崩れ去る。
オーヴァードの犯罪者が自宅を突然襲い、両親をジャコウの目の前で殺害したのだ。
犯罪者は両親の死体を弄んだ後、次の標的をジャコウに定めた。
この時、ジャコウは初めて死の恐怖を知り、同時にオーヴァードとして覚醒した。
彼はずっと傍にいてくれたセーラー服の少女の魂を操り、犯罪者を殺害したのだ。
少女は最後に優しく微笑むとジャコウの前から消えてしまった。

その後、UGNチルドレンになったジャコウは
両親の遺品を整理していた時、ビデオカメラのテープを見つける。
そこには生まれたばかりの赤ん坊を抱くセーラー服の少女の姿が映されていた。

「こら、アゲハ。ジャコウは赤ちゃんなんだから気を付けて抱きなさい。」
「忙しない姉を持つとジャコウも大変だな。ハハハ！」
「もう、やめてよお父さん！ジャコウが可愛すぎるんだからしょうがないじゃん！」
「大丈夫だよ、お姉ちゃんがずっとジャコウのことを守ってあげるからね……。」

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