市内で探偵業を営むUGNエージェント。
元々ノーマルの探偵であったが、とある事件で覚醒し、探偵業の傍らでUGNエージェントとして活動している。
探偵の依頼人は、小学生から"その筋"のお方までと様々。
依頼の内容に「筋が通っていれば」、オモテだろうとウラだろうと仕事を受けている。

数年前、妹を正体不明のオーヴァードによって殺害されている。
以来、そのオーヴァードを探している。
UGNにエージェントとして協力しているのも、そのオーヴァードの情報が手に入りやすいからとの打算がある。

本人の口癖でもあり、コードネームにもなっている言葉。
どんな状況でも、自分の命を顧みない行動を躊躇なくすることから、本人の口癖も相まってコードネームとなった。

腕に装着する、リボルバー式の杭打機（パイルバンカー）。
杭を３回射出するだけの火薬しか積んでいない武器。
「この威力を３発も叩き込めば終わるでしょ？」とは開発者談。

１つ、ロボットは人間に危害を加えてはならない。
１つ、ロボットは人間の命令に従わなければならない。
１つ、ロボットは、自己を守らなければならない。

では、何が人間たらしめ、何がロボットたらしめるのか
自問自答の末、少女は一つの答えに辿り着く。
「ああ、そうか。みんな＿＿＿だったんだ」

暴論に隠された本心。
かつて“そう”ありたいと願った心は、今はただ“破滅”を願う。

最期に、その手に残るのは、小さな小さな彼女の願い。
その願いの重さは……

ダブルクロス The 3rd Edition
『21gの唯我論』
ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。

カヴァー：任意
ワークス：UGNエージェント or UGNチルドレン
シナリオロイス：倒れている少女
推奨感情：P庇護 / N不信感
指定Dロイス：≪対抗種≫（カウンターレネゲイド）
至近攻撃型指定
あなたはUGN浦河（うらが）支部に所属するUGNエージェントまたはチルドレンである。
市内に現れたジャーム討伐任務を終え、帰路についたあなたは、付近で微弱なレネゲイド反応を感じる。
そこには、一人の少女が倒れていた。
彼女は記憶を失っているようで自分の名前さえも覚えていなかった。しかし、周囲に展開された≪ワーディング≫から、ただ事ではないと考えたあなたは、彼女を支部まで連れて戻ることにした。