暗殺者らしく、隠密性・単独行動能力に長けている。
尤も、FHに所属していた頃よりはその能力は落ちているらしく、とある老人から受け取ったサポートアイテムによって当時と同等の活動を可能としている。

反面、情報収集能力自体は特筆すべきものはない。

暗殺者を育て上げ、運用していたセル。
確たる思想もなく、ただ技術を継承して作り上げたオーヴァードを『出荷』するだけの、いわば工場である。
ここで生産された暗殺者たちは過酷な環境のせいか、ほとんどが自我を有さない道具のような存在だった。
彼も例外ではなく、『飽きる』までは淡々と仕事と生存をこなすだけの道具に過ぎなかった。

「けどなんだろうな。そうとしか表現できないんだけど、なんか急に飽きちゃってね」
「自我の芽生えっていうのかなぁ。ともかく、『やってられるかー！』ってなって辞めたのさ」

……本人はそう語るが、実際なぜ急に彼が『飽きた』のかは不明。
『飽きた』と思ったのは、13回目の仕事が終わった時だったという。

それはなんの変哲もない家庭にまるで新しい家族であるかのように潜入して、穏やかに毎日を過ごす老夫婦を殺すだけの、彼の人生で最も簡単な仕事だった。

【コンセプト】
→隠密アサシンがやりたい。

【今後欲しいもの】
▼「リタイアード」「トラッパー」（20点）
→隠密中のダメージ＋2D10。もしくは「イレーストレース」で隠密ペナルティを打ち消すのも良い。
▼「贋作王の秘本」「ベルベットクローク」（30点）
→隠密中のダイス＋3D10。これでようやくステルスエリアと差し引きプラスに。
▼《援護の風》Lv4（30点）
→「ベルベットクローク」の代わりに。こちらの方が万能性はある。《ウィンドブレス》もある。
▼「故売品」（10点）
→常備化ポイントは正義。キーンナイフを新調しよう。