容姿・経歴・その他メモ

いつも赤を基調とした服装をしている青年。古風な喋り方をするため、時々通訳が必要になる。

レネゲイドビーイングであり、真の姿は意思を持つ曰く付きの鎧。
かつては銀色の美しい甲冑であったが、持ち主を変え、戦場を変え、数多の血しぶきを浴び続けた結果、血と鉄錆に覆われてしまった。

鎧としては極めて強靭であり、傷つきこそすれ一度たりとも貫かれることは無かったが、継ぎ目を狙われるなどして持ち主達は次々と戦死してしまい、結局生まれた役割を果たせなかったと悔やんでいる。

UGNに遺産である恐れがあるとして保管されていたが、ある日レネゲイドビーイングとして覚醒し、現代にて目覚める。

そんな彼だが、性格は純粋かつ無邪気で、当時とは変わりに変わった現代を謳歌している。
UGNで任務に協力しながらも、暇な時は公園で子供達と遊び、なけなしのお小遣いが入った財布を握り締めてアウトレットモールや骨董品店を訪ねて周り、新しいものや面白そうなものがあれば目を輝かせながら飛びついて行く。
戦いのために創り上げられた存在ではあるが、当人は平穏に暮らすことを望んでおり、いい時代が来たなと思っているようだ。

生活面は自身が創り出した従者であるエリスという名前の女性に頼り切っており、家事や各種現代に必要な手続きの他、家計等も管理されているため頭が上がらず、完全に主従が逆転してしまっている。

通販や商店で無駄遣いをしては彼女に正座させられて叱られており、かつてあらゆる戦地の逸話の中で、相対すれば命はない死の象徴として恐れられていた頃の威厳は皆無。


「エリスよ。いま少しばかり、小遣いを増やさばくれずや・・・？」

「駄目です。どうせまた、高いお金を出して使いもしない物を買ってくるんでしょう？」

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