12歳の頃に未知のウイルス(レネゲイド)の存在に気が付き個人的に研究していた。
UGNに研究の存在が知られ、Ｒラボに研究者として引き取られた。
インフィニティ―コードの解析に携わった事があり、データ収集の名目で自分を実験に使用した。
その結果、ウロボロスシンドロームを発現させている。
(心を閉ざしたオーヴァードの子供達を説得する為に、同じ土俵に立とうとした。)

彼女が求めるのは可愛い女の子たちで溢れる世界。
その為にレネゲイドの力を利用できないかと研究している。
「女の子にとって一番の美容は幸せ」と豪語しており、チルドレンの扱いが極めて良い。

支部に所属する支部員は若い子が多く、その殆どは廃棄処分になりかかった者である。
彼女が個人的に無理をして引き取った。
子供達が明るく健やかに育つ事で、自分好みの可愛い子(推し)を育成しようと奮闘している。
言葉で言う程簡単ではなく、その為バロールの能力で時間を操作しないと回らない程忙しい。
動機はどうあれ「自分以外の人の重さ」を背負い、支えて生きていた彼女を慕うものは多い。
実際に、彼女の養子になっている子が数人いる。

戦闘能力に関してはほぼ知識のみで戦っている状態。
チルドレン達のメンタルケアに身体が弱い子の面倒を見つつ、高校生活を送らせる為の根回しや書類整備。
支部長として本部との連携や喫茶の経営やその他施設の維持費の調達に加えてレネゲイドの研究等々...。
とてもじゃないが訓練する時間を確保できない。
「きちんと訓練と経験を積んだ彼女を見てみたかった」とは、グレゴリー・ミンスターの言葉。
なお、本人は「推しが自分の手で幸せになるとか最高じゃない？」と相変わらず。

横浜近郊ＭＭ地区の支部長の鳴子リリコとは支部長同士の都合で顔見知り。
一方的に好いているが、趣味丸出しなので敬遠されてる。
支部長同士の会合ではお茶に誘ったりしているが連敗中。
彼女が女性に嫌われているのを察し、自分の様な人物が関わる事で手を出し難くしてる、という狙いも一応ある。
チルドレンやエージェントの接し方に関してアドバイスをそれと無く送っている。

自分のやりたい事をやる為に家を飛び出していたが、妹がオーヴァードへと覚醒している。
どの面下げて会おうかと悩む間もなく、よりにもよって賢者の石を所持している事が判明。
この先過酷な運命を生きる事を余儀なくされた妹の為に、自身の研究の成果である人工的な遺産を彼女に継承させている。

妹
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