容姿・経歴・その他メモ

好きなこと：剣道、乗馬、刀剣鑑賞、時代劇、焼肉定食、おにぎり
嫌いなこと：数学、不埒な行い、きのこ

「この力で、沢山のものを守れるように」

　17歳の武偵高校2年生。家は代々剣道の道場を営んでおり、家業の手伝いもよくしている。精神的に落ち着きたいときは、よく竹刀の素振りをしている。趣味は乗馬。顔がいい為割とモテるが、趣味が古くさく剣道を優先しがちなため彼女はできない。

　父は警察官だったが、とあるテロ事件の際に殉死。父親には「力は守るためだけに使いなさい」と小さい頃から教えられており、今もその言葉を守っている。毎朝、父の仏壇に「行ってきます」の挨拶をするのが日課。いつか父のような警察官になることが夢であり、長い髪はその願掛けに伸ばしている。

　武偵高校では探偵学部のDランク。どうせなら武術以外のことが学びたいと探偵学部を選んだが、「ここで剣振った方が解決早いな」と考えた上でそれを実行してしまうため、探偵としてはへなちょこも良いところ。最低限事件の解決はしているため、Dランクになっている。誰の目に見ても適性は強襲学部。もしも強襲学部だったなら、Aランク相当だった
と思われる。

　死生観や倫理観に関しては一般的なもの。すなわち「人殺しは忌避すべきであり、遵法精神を貴ぶべき」というスタンス。武偵の世界でも、それは変わらない。

「技術ってのは、時に何よりも心強い味方になる」

　代々「六花流」と呼ばれる剣術の流派を継いできた家系の跡取り。「六花流」はスポーツとしての剣道では役に立たないため、今では宗像家ぐらいでしか受け継がれていない。しかしながら、実戦剣術としては非常に有用な剣技である。
　「六花流」は脇構えを主体とする。脇構えとは、右足を引き体を右斜め前に向け刀を右脇に取り、剣先を後ろに下げた構え方。正面に立った相手からは刀身が把握できず、また奇襲にも対応できる構え。ただし刃は真後ろにあるため、確実に相手が正面にいるスポーツとしての剣道では大きく不利をとることになる。
　また、この流派の教えとして、明鏡止水の心構えを説いている。「いついかなる時も曇りなき水鏡の如き心であれ」が祖父の教え。コードネームの【真澄鏡】は、この精神を体現すべく自分でつけた。

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