容姿・経歴・その他メモ

UGNの日本藤海支部の支部長。
髪や瞳は黒。普段は高校の社会科教員をしている。
感情をほとんど表に出すことがなくぶっきらぼう。
未熟なことや感情論などが嫌い。
しかし完全に嫌っているわけでもなく、部下などが盛り上がっているときは黙認することもしばしば。
被害者全てのお墓参りを毎月欠かさずに行っている。
覚醒時に殺害してしまった大切な彼女の葵　日向（あおい　ひなた）のお墓には毎日通っていてその日あったことをお墓に向かって話すのが日課。
彼女のことが忘れられないためお墓に行くと「当時のおふざけ混じりの明るい口調で自分のやったことを全て肯定してくれる葵」がイマジナリーで見えているためそれに向かって話している。
ただし、それが自分が作り出したただの妄想であることは理解している。
殺したことを恨んでるだろうと思っているが故に。
彼女を自分の未熟さゆえに殺してしまった償いが今の生きる理由である。
趣味は料理。温度調節が完璧に行えるがゆえにプロ級の料理が作れる。


～覚醒から現在まで～
物心がついたときにはすでに児童養護施設にいた。
そこの職員に「親だと思って」と言われてはいたが所詮は職員という考えが抜けず、すべての人に壁を作っていた。
中学に進学したときに半年以上めげずに話しかけてきた女子がいた。葵　日向である。
最初は無関心だったものの、さすがにずっと付きまとわれると反応せざるを得ず、徐々に距離が縮まっていった。
初めて会って一年が経ち、中学2年生の時に付き合い始めた。
様々なことを経験しここが彼の人生のピークともいえる。
中学三年の春、学校にジャームが襲ってきて彼女を攻撃した。
そのショックで初めてオーヴァードとなった時、感情的になって周囲を考えずに暴れた結果、彼女は亡くなっていた。
その時、意識は戻っていたものの衝動が収まらずに彼女の遺体から血を吸ってしまう。
接触したことで感じた彼女の「死」、初めて飲む想い人の血液の味、体の冷たさなどは今でも夢に出てくる。
その後UGNに保護され、自身の能力を引き出し、抑えるために訓練をした。
もう二度とあの日のように失わないために。
その時の師匠がローザ・バスカヴィルである。
修行などを経て現在の性格になった。
また、強くなるために手段を択ばなかったため、二回に及ぶ手術という名の実験を引き受けた。
一度目は、自身に新たなシンドロームを足す実験。これはサラマンダーのシンドロームが開花したことで成功した。
二度目は、対抗種”カウンターレネゲイド”の注入である。成功はしたものの安定はして居らず、定期的な検診という名のデータ提供をしつつ適宜調整している。
手袋をしているのは、対抗種が暴走しないか心配なため。
新人の教育なども請け負っているが徹底的に訓練を行うため新人からは嫌われている。
しかし、新人たちが大切なものを守るための力を身につけ、自分のようにならないために教育をしている。
新人たちが大切なものを守れるならば評判などいくらでも悪くていい。
喜んで悪役でも何でも引き受けるだろう。
数年前に藤海支部から地方支部に抜擢された石崎紘一の後任として支部長となった。
紘一のことを尊敬しているが、紘一からは不安定で心配な後輩という目線で見られている。


フクジュソウの花言葉「悲しき思い出」
オダマキの花言葉「愚か」
ハイドランジア＝あじさいの花言葉「冷酷」

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