容姿・経歴・その他メモ

経歴：
橘颯太、20歳、男性。何の変哲もない安定した家庭に生まれ、特に何の前触れもなく、レネゲイド関係の事件に巻き込まれ、その際にオーヴァードに覚醒した。日常を守りたいという思いからUGNに加入し、エージェントとして活動する中で、当時適合者が見つからなかった遺産(必中の弓)と契約。それまでは基本的なエフェクト(コンセントレイト)を習得する事が出来ず、鳴かず飛ばずだったのが一転、その力で躍進を遂げると、その功績から支部長となり、最前線からは退いた。以降は目立った功績を上げる事も無く、ただ淡々と支部長としての最低限の役目を果たしている。

人物：
落ち着いているというより、落ち着きすぎている人物。様々な感情を出す事があまりなく、また、夢は楽隠居と言ってはばからない事など、その達観している様からは、よく「枯れている」と言われている。「努力」「責任」といった言葉が嫌いで、それを用いてやる気の無さを咎められると必ず反論する。仕事に関して必要以上の労力を割く事が嫌いで、楽をする為の努力は怠らない。

能力：
エージェント時代に鍛えた射撃技能と、サイドリールを発現した必中の弓を用いて戦う。重力と炎を操り、矢として放つ。それは、まるで燃える彗星のようであり、それを操る彼は、星の狩人だと人々は言う。

人格形成：
元々は真面目に仕事をこなす性格で、エージェントとして鳴かず飛ばずの時代にも腐らない、情熱もあった。しかし、遺産という棚ぼたを得ただけで一転、躍進を遂げた事が、彼の情熱を冷めさせた。初めは喜んでいたものの、周りの自分を見る目。憧憬、嫉妬、それらの感情が向けられた結果、その原因が自分のしてきた努力ではなく、ただの棚ぼたであるという事に思い至ると、急にそれまでの全てがバカバカしくなってしまったのだ。その事を自覚した一つの事件(彼に嫉妬した者が関わった)を境に、彼はそれまで持っていた情熱をほとんど失ってしまった。

「努力なんて無意味だ。そいつが何をしたかなんか関係なく、理不尽に奪われ、理不尽に与えられる。それがこの世界だろ」

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