生年月日は不明。親の顔も知らない。
「気づいたら知らない部屋にいて、よくわからない知識が頭の中をかき回していた」とのこと。
その後は部屋を出て宛てもなく彷徨い、孤児院に入ってから「知識の整理整頓」を行っていた。
おそらく、ノイマンとしての力を手に入れた代償にそれまでの記憶を失ったのだろう……と彼女は推測している。代償を取り戻す気は今のところない。

数年かけて知識の整理を完了させた彼女は孤児院を後にし、手っ取り早く稼ぐため、まっすぐその足で裏社会へと踏み込んだ。
その稼いだ金で元々なかった――あるいは失ったか……真実はわからないが――片目を義眼に変えた。
携わった案件は殺しに詐欺、スパイに破壊工作、および諸犯罪の幇助……など、かなりの数に上る。活動範囲は国内外問わず、UGNともFHとも戦ったこともあれば協力したこともある。
「依頼に見合った金さえもらえれば何でもやるし誰でも敵に回す」がモットー。

・お酒には強いが拘りも強い。日本酒よりワイン派で、安い酒はあまり飲みたがらない。夕暮町の路地裏にある洒落たバーによく一人で行く。（社長や飲酒ができて知りたいメンバーには紹介している可能性アリ）
・夕暮町のマンションを一室買っており、稀に帰る。個人の持ち物はあまりなく、強いていうならPCとVRゲーム用機器、大きめのワインセラーがある程度。ただし、海外（シンガポールとかかな？）に個人所有の別荘があり、資産はほとんどそちらにある。
・自炊はせず、「その手間を金で買う」タイプ。現金はあまり持たず、カード決済が殆ど。
・慣れてないので、謝意は告げども直接褒める行動はとらない。良くも悪くも中立。
・趣味のVRゲームは主に遊ぶというよりは情報収集や依頼受注のために使用している。アカウント名は内緒。
・真っ当な「睡眠」を滅多にしない。基本的には仮眠室みたいなところで2時間程度目を瞑って壁にもたれかかっている……これが彼女流の睡眠らしい。人が来ると義眼が反応し、目を覚ます。これでも仕事のパフォーマンスを落とす事はない。
・出勤時は使っていないが、外車を持っている。赤のオープンカーであり、日差しが強い時はサングラスをかけて運転する。