巫女の村から転校してきた、いつもぼーっとした雰囲気を持つ不思議な少女で14歳。
非常にマイペースで昆虫採集が趣味で、森に行ったりしては迷子になるもなんだかんだ帰ってくるタイプ。
色々あって夢詩筐学園へ転校することに

天使の神は強大な邪神の1体であり、闘争を好み殺戮の宴を広げていたが、ある人間によって封印された。
神楽坂家は、祠に封印された"天使の神"を監視し続けた家計であるが、そのことを知っているものは神楽坂家でも少数となった。
冨士子は祠にいた天使の神と接触し、普通に友人として接したことがあるがそのことは誰にも話していない。

怪異の襲撃に会い、一度死んだ冨士子は、天使の神が憑依することで復活し、その力を借りることとなった。
天使の神の力は血による粛清の力であり、本来は大斧を使うのだが、冨士子に合わせた結果、弓へと変貌を遂げた。
（このことは天使の神も想定外であったらしく、驚きを隠せなかったらしい）
その力の本質は自分の傷をも厭わない徹底的な攻撃型であり、血でできた何十本の矢を一瞬で放つことが可能。

悪魔の神「みんな！最近怪異とかいう連中が人間どもを襲ってるっす！！これは由々しき事態っす！」
人形の神「"あの方"が言っておりました、未来で人々を襲う脅威が生まれると。」
天使の神「ほほう、それはたのし、いや恐ろしい話だ。くわばらくわばら」
竜の神「そうなると余達邪悪神の居場所がなくなるのう、とはいえ奴らは人間によって生まれたのだから人間が倒すべきじゃ」
人形の神「ちなみに和菓子堂など竜のお気に入りのお店の店主が何人か被害にあっております」
竜の神「殺しに行くのじゃーっ！！！粛清じゃーっ！！！」
天使の神「ここにいない影の神を除き、意見が一致したようだな。ただ、私たちの肉体はもうない、つまり・・・」
人形の神「人間を器とするしかありません。ただ、器が壊れれば私達もそのまま滅びます」
天使の神「ククク、そうでなければ面白くない。私はもう目星はつけてある。また会おう」
人形の神「私も参りましょう。すべては"あの方"のために」
悪魔の神「悪行は悪魔の専売特許！ルールもわからない新参者共はぶちのめしてやるっすよー！！！」


天使の神「さて。私を見て友達として接したあの娘、神楽坂　冨士子。あいつに少しばかり働いてもらおう」
天使の神「怪異に接触する者達、あの桃髪なら・・・ククク、楽しいことになりそうだ」