「…ということで、夜間の任務はお断りなんだけど。」
F支部長ラクーシャ・ダアトを目の前に、一見少女のような子供がそう告げる。
「おい、九。それは冗談で言っているのか？だとしても笑えんがな。」
金髪の女性は睨み返す。
「そうはいってもさ～、僕だって任務が嫌だとは言っていないよ？ただ僕の"かわいい"を守るためには優先すべきだと思うんだよね。」
どちらも譲る様子はない。

「はぁ…。」
ラクーシャは溜息をつくと、
「分かった、九。貴様の今期の評価はDだ。給料も来月から2割引いといてやる。」
「ちょっとっ!!それじゃ服もアクセも買えないじゃん!!」
噛みつく子供に対して
「うるさいぞ。この話は終わりだ。さっさと出ていけ。」
しっしっと手を振って追い出す。
「やだ！っていうかそもそも支部長さ、僕のかわいさが通じないとか動物と一緒じゃん。」
この一言がラクーシャの逆鱗に触れた。
「なんだとクソガキ。…分かった。白黒つけてやるから表に出ろ。」
「やるの？いいよ？かわいいだけじゃないところ見せてやるから！」

30分後…

F市支部の中庭にはレーザーで黒焦げになった九の姿と見下ろすラクーシャが立っていた。
もはや意識のない九を前に
「いいか？私にとって重要なのはお前が"かわいい"かどうかではなく、"使える"かどうかだ。」
「まぁ、それで言ったら動きは悪くなかったがな。減給は1割で許しておいてやる。」
そう言うと踵を返して去っていく。


その後目覚めた九はこう叫んだらしい。
『絶対いつかぎゃふんと言わせてやる!!』

灰色の庭
:侵蝕率+2
行動値-15(100↑/-18)
黒の鉄槌＋黒星の門＋暴君の槌＋魔王の覇気＋魔王の腕＋斥力の鎚＋コンセントレイト
:侵蝕率+14
(6+{ﾀﾞｲｽ補正}+6+{LV補正})dx@7+2
d10+19+({LV補正}*7)
判定ダイス-3d、攻撃力-14(100↑/-16)、2m移動させる、硬直
黒の鉄槌＋黒星の門＋暴君の槌＋魔王の覇気＋コンセントレイト
:侵蝕率+10
(6+{ﾀﾞｲｽ補正}+6+{LV補正})dx@7+2
d10+19+({LV補正}*7)
判定ﾀﾞｲｽ-2d、攻撃力-14(100↑/-16)
黒の鉄槌＋黒星の門＋暴君の槌＋コンセントレイト
:侵蝕率+8
(6+{ﾀﾞｲｽ補正}+6+{LV補正})dx@7+2
d10+19+({LV補正}*7)
黒の鉄槌＋黒星の門＋魔王の覇気＋コンセントレイト
:侵蝕率+7
(6+{ﾀﾞｲｽ補正}+6+{LV補正})dx@7+2
d10+4+({LV補正}*2)
判定ﾀﾞｲｽ-2d、攻撃力-14(100↑/-16)
時の棺
:侵蝕率+10