容姿・経歴・その他メモ

☆流しの闇医者
紅い長髪をなびかせ、世界各地を放浪する流しの医者。
黒いつば広帽に長マント、顔にはカラスのようなペストマスクを着け、手には木のステッキという、いわゆる中世の「ペスト医師」のような服装をしている。
顔全体がマスクで隠れているため表情は読み取れず、声も中性的なため、男女の別すらも不明。しかし、目の部分から覗く灰色の瞳は、いつも優しげな光を宿している。
おどろおどろしい見た目に反して、性格は至って温和で陽気。楽しいことや嬉しいことがあると、手に持ったステッキをくるくると回して喜びを表現する。誰に対しても友好的ではあるが、交流のある者の中には「心の奥で何を考えているのかが読めない」と言う者も複数名いる。

★黒死の時代より来たる者
２０年前の事件の直後辺りで、偶発的に自我に目覚めた独立型レネゲイドビーイング。
本人が言う分には、自身には「黒死病」のヨーロッパ蔓延時代の記憶があり、自身の姿もそれに起因しているはずだという。
自身の脳裏に焼き付いた、病魔に苦しむ人々の姿。だが、どれだけ願おうと、記憶の中の人間は救えない。その代わり、とでも言うように、彼は世界を回って医学を学びつつ、自身の力を用いて病魔に苦しむ人々を救い続けている。
UGNやFH、ゼノスなどの組織間対立においては中立的。助力を乞われればどの組織でも協力するというスタンスを取っている。本人曰く、「医者にとって、病人・怪我人は等しく患者である。組織など知ったことじゃない」らしい。
医療の腕に関しては卓越しており、ある程度の戦闘力もあることから、UGN・FH双方からの勧誘を受け、どちらも断った。特にコードウェル博士からは、直々に誘いを受けたらしいが、「自分は、彼の求めるものから、彼を遠ざけることしかできない」として、丁重に断りを入れたという。

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