“月の統制者”燦沫 冥
プレイヤー:姉躱
「最初から最後まで、間違いしかないんだよ。誰も彼も、間違いしか犯さない。
だから無意味に生きている。
掃き溜めのような場所で星を探そうとして、雲が覆い隠してる。
そんなことに気付かないフリが上手いんだ、みんな」
- 年齢
- 24
- 性別
- 女
- 星座
- 獅子座
- 身長
- 164
- 体重
- 43
- 血液型
- A型
- ワークス
- ハッカー
- カヴァー
- カフェオーナー
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- バロール
- HP最大値
- 27
- 常備化ポイント
- 8
- 財産ポイント
- 1
- 行動値
- 9
- 戦闘移動
- 14
- 全力移動
- 28
経験点
- 消費
- +40
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 同じ読み方の双子の妹がいる。……私の事を見ては、両親は「ああ、いたの?」って、まるで最初から居ないのが普通みたいな反応をされた。私は生まれてはいけない命だったらしい。 | |
---|---|---|
双子 | ||
経験 | 17の時に、事故にあった。それから、しばらくして……妹が修学旅行で、家には両親しかいないとき。私は…………。 | |
大きな転機 | ||
邂逅 | 大人になってからの話。どこから聞き付けたのか、「ハッカーとしての力を貸してほしい」と言われた。……自分より年下で、でも悪い人と思えなかったから、貸した。 | |
貸し | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 事故にあった日。私は死んだ。死んだハズだった。……何事も無かったように、起き上がって。自分が普通じゃないと気付いた。怖くも何もなかった。 |
死 | 18 | |
衝動 | 侵蝕値 | 今も、鮮明に思い出す。私が普通じゃないと気付くや否や罵詈雑言を浴びせた癖に、目覚めて不安に怯える妹には「すごいじゃない!」?…………ああ、うるさいな。うるさかった。妹は私になにかしてないから、殺さないであげる。……だから、妹が修学旅行の日。物言わぬ肉塊になった両親が、私の足元にあった。 |
殺戮 | 18 | |
侵蝕率基本値 | 36 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 2 | 精神 | 5 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 2×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 4 | 交渉 | 1 | ||
回避 | 知覚 | 意志 | 調達 | 2 | |||
知識:心理 | 3 | 情報:ウェブ | 3 | ||||
情報:裏社会 | 2 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 時使い(クロノトリガー) | ― | 任意に選択したダイス一つを±1。1シナリオ3回、使用する度侵食率+1d10 | ||||
猫川美亜 | 信頼 | / | 疎外感 | 仕事仲間みたいなもの。悪い人ではないと思う。 | |||
鐵 鶴葉 | 幸福感 | / | 恐怖 | 仕事上の関わりながらもどこか惹かれてしまったひと。キミの傍は息がしやすい。けれど、巻き込みたくもない。 | |||
緋結 白香 | 幸福感 | / | 恐怖 | ……長い長い、友人のように感じる。私の人生に、色が付いた。 | |||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
刻の魔術師 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
物体の周囲の時間を操作し、物体に長い年月を過ごさせる。生命体などの反発する意志を持つものには使用不可。 | |||||||||
死神の瞳 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
射撃攻撃。命中した対象が次に受けるダメージを+(Lv+1)D。このエフェクトを組み合わせた攻撃でHPダメージを与えることは出来ない。 | |||||||||
小さき魔眼 | 1 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
使用したラウンドの間、自身のバロールのエフェクトを組みあわせた攻撃のダメージを+(Lv*2)する | |||||||||
黒の鉄槌 | 2 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | ― | 視界 | 1 | ― | |
攻撃力+(Lv*2+2)の射撃攻撃。自身と同じエンゲージにいるキャラクターを対象にできない。 | |||||||||
ダークマター | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
使用したメインプロセスの間、バロールのエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+Lv個する | |||||||||
魔王の理 | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 2 | ― | |
このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+(Lv*2)する | |||||||||
黒星の門 | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ピュア | |
組み合わせた場合、同一エンゲージを対象にできないと記載されたエフェクトでも同じエンゲージに対して使用できる。また、このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+(Lv+1)する | |||||||||
コンセントレイト:バロール | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
C値を-Lvする(下限7) | |||||||||
魔王の腕 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 2 | ― | |
このエフェクトを組み合わせた攻撃が命中した場合、バステ「硬直」を与える。 |
コンボ
ⅩⅦ/La Mort
- 組み合わせ
- 黒の鉄槌+魔王の理+黒星の門+コンセントレイト+魔王の腕
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+5
- 7
- 4
- 12
- 100%以上
- 5+5
- 7
- 4
- 12
- 5+5
La Mort:フランス語で死神の意。17なのはエテイヤ版における「死神」。
硬直付与。ダークマター、小さき魔眼適用済み。
「『La Mort』―――死神は、アナタの枕元に」
ⅩⅢ/■■■■■
- 組み合わせ
- 死神の瞳+コンセントレイト+黒星の門
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 通常
- 5+3
- 8
- 4
- 5+3
HPダメージなし。
ダークマター適用済み。
「宣告する―――君の時間は、もうない」
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
素手 | 白兵 | 〈白兵〉 | -5 | 至近 |
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レザージャケット | 4 | 防具 | 2 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
コネ:情報屋 | 1 | コネ | 〈情報:裏社会〉 | 判定ダイスに+2個 | |
自動巡回ソフト | 2 | その他 | 〈情報:ウェブ〉または〈情報:噂話〉 | 判定ダイスを+1個 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 13 | 147 | 0 | 0 | 170 | 0/170 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
経歴
生まれた時から居ないもののように扱われ、
双子の妹に(本人にその気はないとはいえ)得られるはずだったものを全て奪われたような幼少期を過ごした。
17の時に交通事故に遭い死亡。
……したかに思われたが、オーヴァードとして覚醒。
ふとしたキッカケで両親にバレた際は罵詈雑言を浴びせられたが、後に妹が覚醒した際は掌を返し褒めていた姿を見て凶行に及ぶことを決意する。
事故に遭った年の11月25日。
妹・芽唯が修学旅行に行っている間のこと。
戀乃葉冥は、両親を殺害した。
妹には事故と説明しそのまま行方を晦ませた。
19の頃にはハッカー:「ムーンキーパー(Moon Keyper)」として活動を始めている。
20歳の時に裏社会での活動を知った燦沫華織により、燦沫家へ引き取られ燦沫姓となる。
その際に表向きの顔としてカフェのオーナーを任されることに。
内心面倒くさいと思いつつ、それなりには才能があるのか、売上は好調。
由来とかメモ
月の統制者(ムーンキーパー)
綴りがMoon "Key"perなのはゼラキエル(サリエル)が「月の統制者」であることと「象徴が鍵」であることを複合させようと思った結果。
バロールのオーヴァードとしては『ゼラキエル』、
裏で活動しているハッカーとしては『ムーンキーパー』、というイメージ。
由来は一緒なので「月の統制者」。ルビが変わるだけ。
家族とロイスの人物
- 戀乃葉 芽唯(このは めい)
- 双子の妹。自分が得られなかった親からの愛を一身に受けて育っている。羨ましい?……さぁね。
- 鐵 鶴葉(くろがね つるは)
- 男性。仕事を依頼されたことが出会いのきっかけ。恐らく冥が一番気に掛けていて、心を砕くまでに大切だと思っている人。
Sample
「最初から最後まで、間違いしかないんだよ。誰も彼も、間違いしか犯さない。だから無意味に生きている。掃き溜めのような場所で星を探そうとして、雲が覆い隠してる。そんなことに気付かないフリが上手いんだ、みんな」
高解像度の悪夢と、白昼夢のような希望
ある年の八月十二日
21歳の誕生日。大人になってから初めて迎えるバースデー。
誰かに祝われることはきっとないと思っていた。
誰かに愛されることもないと思っていた。
「冥さん。誕生日おめでとうございます」
恐らく酒の席か、それともふとした瞬間に漏らした生誕日。それをまさか覚えているだなんて思っていなかった。
鐵鶴葉という男性は妙に記憶力が良くて気が回る。敬愛する上司だという人や先輩たちにはまだ少し頼りないと言われているらしいが、それすらきっとこの人の優しさを形作る要素なのかもしれないと、羨ましさと、愛おしさがこみ上げる。
渡されたプレゼントはピアス。
そういえば、穴は開けたって話もしたなと思い出す。
「まるで恋人みたいね」
クスクスと笑って、さらさらと指を通る、男性にしては長く艶のある、彼の髪を撫でる。
耳を真っ赤に染めて、照れたように目を泳がせるのが可愛かった。
何もスマートさもない、けれど、「いつかそうなれたら」と口にする彼の目は真剣で。
私は初めて、普通じゃないことを呪った。
”月の秘密”
月の秘密を教えてあげる。
お代は貴方の時間。
一時間?一日?一ヶ月?一年?
とんでもない。一生ですよ。
ムーンキーパーへの依頼は、カフェで特定のメニューを注文するか、とあるサイトへたどり着くことが基本だ。
お代は金か、払えなければ時間を貰うという。
分からない人の為に、端的に言おう。
金か、命が対価だ。
いつか、どこかの分岐点
幼い子供は泣いている。
声を押し殺して、さも泣いていませんと誤魔化せるように。
あれからずっと、涙を枯らしてきた。
「殺してしまいなよ」
悪魔は囁く。
「自分を蔑ろにする母親も、自分を玩具としか思っていない父親も。キミは幾らだって恨んでいいんだ」
侵食する。子供の心を揺さぶって。ああ、そこにはお誂え向きの刃がある。
「そのまま―――――」
蝕み始めた汚濁は、振り払われた。
何処までも他人を優先する。それは例え自らを虐げてきた両親であったとしても。
私よりも狂気的で――――まるで天使のよう―――――
白香と冥
その少女と出会ったのは、確か高校3年生の頃。
白髪の少女は、緋結白香と名乗った。
時々私の前へ突然現れては、遊ぼうと言って、未成年が入るべきじゃない場所へ連れていかれる。
「でもこういうの、嫌いじゃないでしょ」
私がハッカーとして活動を始めてからもだ。
ふらりと現れて、賭場へ連れていく。彼女曰く、「スジがいい」らしい。確かに連れて行かれる度に、同じテーブルに着いた人から巻き上げたり想定外の大勝を得たりもしたけれど。
その日は一対一のポーカーをしていた。
「……やっぱり。私と同じ狂気を宿して、けれどソレに振り回されている。私よりも純粋な、死の匂い……。ねぇ、冥さん。」
「どうしたの」
「前に、『曇っているから誰も星を見ない』って言っていたね」
「……そうだね」
「冥さんは、星を見る為に……一瞬でも晴れた雲間から覗く星に手を伸ばす為に、死を覚悟出来る?」
白香の口角が上がる。ショーダウン。
テーブルに広げられた5枚は、♥A,♥K,♥Q,♥J,♥10……
「文句無しに私の負けか」
観念したように私がパサりとカードを広げる。♠5,♠6,♠7,♠8,♠9。
「冥さんも大概だよ」
帰り道。
「今日は楽しかった。また遊ぼう」
「次くらいは連絡してよ」
「……できたら、ね」
踵を返す白香。……数歩歩いて、立ち止まる。
「―――冥さんは、星を掴んでね」
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
1 | 24/08/08 | 導入 | 20 | あるふぁ | |
2 | 24/08/28 | ”無慚者(リビドー)” | 20 | あるふぁ |