容姿・経歴・その他メモ

表向きは真面目に仕事する僧侶、という感じだが本性は粗野で自堕落。人前では普通のお坊さんだが、人気がなくなると仏の前で大あくびしたり、蝋燭を吹き消したり、尻とか掻き始める。崇める気持ちも敬う気もサラサラない。
…世間の真面目に頑張ってるお坊さん、本当にごめんなさい。

高校卒業する前後に親に寺に入れられて、全てが面倒で、このまま定職にするかぁ、別に食うには困らんし。もしどっかでこの寺廃業したら飢え死にするまで適当にバイトでいいや。ぐらいの神経。本当に酷い。

とはいえ善人のお手本みたいな兄を見ても来たので、馬鹿だが常識は一応知ってる。
性格は大分悪いが、約束は可能な限り守るとか、うっかりでも悪いことをしたら謝るとか、借りが出来たら返すよう努力するとか、妙な義理堅さだけが美点のようなよく分からんやつである。

オーヴァードになってからはずっと何かを探してる。
それを見つけるためならば、人の弱みも平気で握る。元々性根は良くねぇのでそこに良心の呵責も躊躇いもない。




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「親が事故死したとかよくある不幸だろ？俺達だけじゃない。大丈夫大丈夫、何とかなるとも」

自分と2つしか違わないのに、やさぐれた自分と違ってそう快活に笑ってしまえる兄だった。
幼少の頃から羨むのも馬鹿馬鹿しくなるほど何でも出来る兄だった。
自分の性格の悪さから義両親から嫌われても、学校で自分のあることないこと噂されても、何も変わらず躊躇いなく、後ろから追っかけてきて自分の手を鷲掴んでは引き戻そうとするような善人だった。
世間体を気にした義両親に寺に叩き込まれたときでさえ、親の目を盗んでは遊びに来るような、ただの人の良い兄貴だった。

実際、神も仏もろくでもないが、近くにこんな兄貴がいたし、少ないが友人もいた。本当に俺は、不幸でもなんでもなかったのだろう。

「いやぁ、俺等の実の親さぁ。多分俺等生まれたときすげｰｰｰｰｰｰテンション上がったんだろうなぁ。だからこんな書き辛さ満点の名前付けたんだよきっと。俺、娘生まれたときそうだったもん嫁に『気持ちは分かったからその難しすぎる漢字と文字数は止めて』って言われたもん」

………いや、あのクソ元気な姪にどんな名前つけようとしたんだ兄貴。
そして義姉よ、実親含めて俺等全員ネーミングセンス綺麗に落っことしてきてて本当に申し訳ない。

そんな義姉すら病で亡くてしも、兄から快活さは失われなかった。「娘居るし、一晩泣いたら元の父ちゃんに戻ったる!!!!」と本当にそうした人だった。
俺のような自堕落なろくでなしに天罰が下るならまだしも、何故義姉でなければならなかったのだろう。神も仏もろくでもねぇが、それでも兄は笑って生きていくことを選べる人だった。

そんな兄と、姪とで遊園地に行ったときだった。
化け物に襲われた。
俺は遊具の下敷きになった。
その眼の前で姪が死んだ。
兄は怒りに狂って、化け物になった。
姪を殺した化け物は、また別の化け物みたいな力を持った人間にぶち殺され、兄はその場から逃走した。

…本当に神も仏もろくでもねぇ。いや、違う。いねぇんだな。
さもなければ、何で似たような力を得ながら俺だけがオーヴァードに覚醒したことで生き残り、あの人の良い兄貴がジャームになったんだ。

履歴

育てたい能力値
射撃、意志、調達、情報:
交渉……は、いるのかしら？

いつか欲しいエフェクト
ウェポンマウント
スタンボルト

主の右腕
フラッシュゲイズ

シークレットポケット

ウサギの耳
真昼の星
猟犬の鼻

セッション履歴