容姿・経歴・その他メモ

小田区支部所属のUGNチルドレン。気性が少々荒く他人に対する口と態度が悪い。仲間意識は強いようで同じ小田区支部のオーヴァード(PC3など)に対しては比較的丸い態度を取る。

元々はFH側の人間。両親がFHのエージェントかつ研究者であり、攫ってきた子どもたちやFHエージェントの間で生まれた子どもたちを強いオーヴァードに覚醒させる研究を行っていた。もちろん智尋もその対象であり幾度も実験体として扱われていた。しかし、なかなか覚醒できなかったために“失敗作”の烙印をおされ、両親のみならず他のFH関係者からも役立たずと言われ、そのことに不満と怒りを抱え続けた結果覚醒へと至った。怒りのままに力を使用したため、FHの実験施設をひとつ吹き飛ばしている。その際、対抗種にも目覚めており爆発の影響で吹き飛んだ左腕と右脚を回復しきれず、その場に残った機械の残骸から義手を作りFHから逃亡した。

UGNに拾われるまでの間、目覚めたノイマン能力とブラックドッグ能力を利用してネットワーク上の情報屋として活動していた。極力身を隠しながら、裏社会の情報を掌握していたところ刑事の谷 修成(基本１p300の公式NPC)と知り合い、彼経由でUGN小田区支部に保護されることとなった。出会った当初は他人(特に大人)に対する不信感から警戒心が高かったが、親身になって対応してくれた彼と徐々に打ち解け、今現在は数少ない信頼できる大人だと考えている。
小田区支部の面々に対しても当初は喧嘩腰だったが現在はだいぶ馴染んでおり、仲間として大事に思っている。

この経緯から両親のことは心底嫌っており、とっととくたばってほしいと思っている。その反面、彼らから“失敗作”扱いされたことを根に持っているらしく、日々自身の義手を改良してより強いオーヴァードであろうとしている。本人としては小田区支部の仲間たちを守るのに必要なこととしているが、根本的な部分では両親を見返したいという気持ちがある。

自分にとっての日常(小田区支部での生活)を守りたいと考えているので、一般人を守るという考えはあまりないかもしれない。UGNの指針がそうだから従っているだけ。
ただ、自分たちの生活が普通ではないことも理解しているので、一般人が足を踏み入れようとしているなら止めには入ると思う。

履歴

第一話「But still：Act1－All this things have gone_－」
PC②
ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス：“終末に添えて”執着／敵愾心
特記事項：第1話の主軸PC。高校生くらいの年齢だと望ましい。たくさん悩みたい人向け。
キミはUGN小田区支部に所属するオーヴァードだ。
現在、キミの街ではUGNとFHによる抗争が日夜繰り広げられている。小田区支部に所属するメンバーはエージェントを追うために幾度となく出撃し、交戦し、傷ついてゆく。そして今日も、仲間が悲鳴を上げた。
救援要請を受けてたどり着いた路地裏で、赤い液体と横たわる人がキミを迎え入れ──もうひとり、暗がりに佇む少年が声をかけてきた。
「そこに誰かいるよね」

第二話「But still：Act2－We can make our self better.－」
PC②
ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス：金髪の少女遺志／不信感
特記事項：特になし。
アドラストとの約束──彼の代わりにサイズレンのことを傍で見守ること。それを守り続けて1ヶ月の時が過ぎた。この間、特に大きな問題が起きることもなく……ある日、ふと思い立ったキミは彼と別れた場所に足を踏み入れた。
海を眺めていた見知らぬ少女は振り返り、キミにこう告げる。
「あなたたち──UGNには負けて欲しいの」

第三話「But still：Act3-The sun hides in the cosmic clouds,-」
PC②
ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス：サイズレン　遺志／不安
特記事項：特になし。
「ウィトゥムヌス」との騒動がひとつの区切りを迎えた頃。
サイズレンは怠けることなく修練を積み、着々と力をつけていた。
そんな姿を傍らから眺めるキミに、ひとつの会話が耳に入る。
「サイズレンに処分命令が下るかもしれない」
アドラストの代わりにサイズレンを見守ること──キミには、彼との約束があるはずだ。

PC②
ワークス／カヴァー：UGNチルドレン／高校生
シナリオロイス：ガラスの向こうの子ども　好奇心／脅威
特記事項：特になし。
キミは夢を見る。
ガラスの向こうには、背中を丸める子どもがひとり。
彼は憤っているようで、キミと目が合うと──「ころして」と呟いたのち、体が泥のように溶けて消えた。
次に目を覚ますと、心配そうにキミの顔を見つめるニィアオと視線がぶつかった。

セッション履歴