容姿・経歴・その他メモ

黒髪の色白でなかなかの美人。
気さくな性格で、誰かを攻めることはあまりせず、部下にもしっかりと考えさせて答えを出させる。

依頼を受けるときはオフィスカジュアルな服装を身にまとっており、任務時は腰にポーチ型のホルスターを巻き付けて2丁の拳銃を携帯している。

戦闘する時は、相手に接敵し格闘戦を交えて2丁拳銃の乱射を叩き込む戦法を好む。
コードネームは、接近戦でナイフよりも早く銃弾を叩き込み敵を薙ぎ払っていく様からつけられた。

履歴

「君の能力、素敵だね！」
「力は使いよう、君ならきっと、その力をきれいに使えるよ」

オーヴァードではない、ごく普通の一般人の両親の元に長女として生まれた。
兄の利幸(としゆき)3歳、自分が2歳の時に弟の諏佐(すさ)が生まれ、頼れる兄と弟が大好きな女の子。
そんな中、利幸と琴音は気にしていなかったが、両親は諏佐をとても嫌っていた。
というのも、諏佐は生まれつき髪が白く、不思議な雰囲気をまとっていたため、両親は気味悪がっていたのだ。
利幸と琴音だけをかわいがる（といっても、食事等は普通にみんなで取っていたが）両親に不満を抱きながらも、諏佐がさみしくないように利幸と一緒によく遊んでいた。


そんな風に過ごしながら、利幸が6歳、琴音が5歳、諏佐が3歳の年にとある事件が起こる。
それは、いつも通り利幸と諏佐と共に外で遊んでいたとき、今まで気づかなかった古い小屋を見つけた。
兄妹3人で顔を見合わせ、なんだかとてもひきつけられてその小屋の中に入ってみると、そこにはたくさんのガラクタが積み上げられていた。大人から見ればただのごみ置き場だったが、当時の利幸たちにとってはまさに宝の山で、服が汚れるのも気にせずにその倉庫を漁った。
その時、利幸は古びた眼鏡、琴音は2丁の拳銃のようなオブジェ、諏佐は何も書いていない本が気にかかり、それぞれが手に取った。
次の瞬間、全員が何か不思議な感覚を覚え、気が付いたら小屋の外に出ていた。
よくわからない顔をしている諏佐をしり目に、利幸と琴音はノイマンに覚醒したがゆえに現状を理解、利幸にこのことを親に言わないようにと言われ、瞬時に理解した琴音は、絶対に親が開けない場所にオブジェを隠し、諏佐にもちゃんと隠すように言っていた。
その数日後、昼寝をしていたら利幸の怒鳴り声で目を覚まし、焦って声のした方へ行くと両親と利幸が言い争っていた。
当時の年齢からしても明らかにおかしい利幸の迫力に気おされた両親は、「諏佐が本を浮かせて遊んでおり、もともとの白髪の気味悪さもあり、あんな呪われた子は捨ててきた」ということを聞かされる。
当然家を飛び出し、利幸と共に諏佐を探し回ったが見つからず、自分がしっかり見ていなかったことを激しく後悔。
いつかもう一度諏佐に会えた時に謝り、また仲良く過ごしたいと願っている。

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