容姿・経歴・その他メモ

ルーツ：イェブ

6月1日生まれ。
戦闘中だけマスクを付ける。
理由は羽が口に入るから。

双子の弟である啓吾とともに両親に売りられ、邪教団で双子神の器となるべく調整を受けた。
調整の結果、神格の器としての強度を確保できず廃棄が決定されていたが、歩佳の『懇願』により弟とともに工作員として生かされることとなる。
敵対勢力要人の誘拐や暗殺、教団上層部やスポンサーへの接待等、数々の汚れ仕事で生命を担保されてきた。
対立していた教団への工作任務の最中、発生した『｜無銘の霧《マグヌス・インノミナンドゥム》』の影響で啓吾と共にドリームランドに迷い込み、ノーデンスと東城悠妃と邂逅する。
ノーデンスの計らいでドリームランドへの客人となった2人は、教団からの脱走を決意。
教団の追手を振り払い、東城悠妃と共に民間警備会社ナイトコールズを立ち上げる。
東城に代表業、啓吾に事務仕事を押し付け、歩佳は専ら現場での要人警護を主な職務とした。

自分の身を汚しても、｜教団《あの場所》では啓吾の手を綺麗なままにできなかった。
命以外のすべてを捨てても、弟の命以外は守れなかった。
であれば、今度は命を賭け金にしよう。
唯一無二の片翼と、汚れた鳥に手を差し伸べた夜の騎士を守るため、死線をくぐるのは自分でいい。
比翼なければ大空飛べず、飛べない鳥に価値はない。
命よりも重い｜片翼《啓吾》と｜恩人《悠妃》を抱えて、汚れた鳥は大空を駆ける。
例えその身が耐えられず、矢風に撃たれ｜血を流《レッドアウト》したとしても、その鳥はきっと、翼を抱いて地に落ちるだろう。

「悠妃は会社で待機。アンタは代表なんだから、ドーンと構えてなって」
「うっさいなぁ。事務員は書類書くのが仕事でしょ？」
「啓吾のこと兎や角言うなら、私から隠れて言え。次はこの羽が、壁じゃなくてアンタの目玉に刺さることになる」

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