容姿・経歴・その他メモ

概要

N市にあるUGN支部のエージェント。

男勝りな口調で話す強気な女性。
支部のカバーは喫茶店。

約10年前に薬物中毒で死亡した際にオーヴァードに覚醒し蘇生した。
しかし、再び目覚めた詩は生まれてから今までのすべての記憶を喪失していた。
皮肉なことに覚醒したことで薬物によって傷付いた肉体は健康なそれへと回復した。

現在の「言葉 詩(ことのは しらべ)」という名前はUGNに保護された際に与えられたもの。
詩の認識として覚醒以前の人生は記録に過ぎない他人事でしかない。

能力

“言弾(ファントムバレット)”

体内工場で生成した幻覚物質を散布し、吸い込んだ対象の認識を言葉を使って操る。
自身の認識を幻覚を介して共有することで対象の肉体に影響を与える。
この能力を攻撃に応用したものが“言弾(ファントムバレット)”である。
詩が人差し指を対象に向けることで発動する。
自身が銃を撃ったという認識を対象と共有し対象の肉体に撃たれたという結果を発生させる。

過去

とある資産家の家に生まれた。
父は仕事人間で自らの事業に誇りを持っており、一人娘にも自立した人間になる事を望んだ。
一人娘は父の期待に応え勉学に励んだ。親元を離れ難関な進学校に入学した。
大学受験を控えた高校三年生の春、通っていた塾である男子生徒に出会う。
一人暮らしの寂しさも後押しし男子生徒とは親密な関係へとなっていく。
一人娘の家で二人で勉強をしていた時、男子生徒が錠剤の入った小袋を取り出した。
当然、一人娘はソレが違法な薬物だと理解していた。
だが、親しい男子生徒からの誘いは断れず一度だけならと使用してしまう。
一度使ってしまえば後は早いもので、勉学ばかりの人生だった一人娘はその刺激的な解放感の虜になる。
気付いた頃には取り返しのつかない状態になっており、僅か半年で身も心もボロボロになっていた。
ある日、いつものように男子生徒と自宅で薬物を使用していたところ、興奮状態にあった男子生徒が薬の量を誤り一人娘を殺害してしまう。
しかし、一人娘はオーヴァードとして蘇った。生まれてからの一切の記憶を失った状態で。
覚醒時に無意識に展開したワーディングを感知してやってきたＵＧＮに保護される。

今までの記憶を失った一人娘は「言葉 詩(ことのは しらべ)」として第二の人生を送ることになった。

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