“颷冰を去り行く静寂”勘解由小路 瑞希
プレイヤー:朱の刀
「いいかい、ボクはただの人間だ。何者にもなれない、ね。」
- 年齢
- 15
- 性別
- 女
- 星座
- 双子座
- 身長
- 173
- 体重
- 62
- 血液型
- A型
- ワークス
- 高校生
- カヴァー
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- オルクス
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 0
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +24
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | ボクの家庭はお世辞にも裕福とは言えなかったが、貧乏でもなくかなり安定していて、親もいい人でとても住み心地の良かった家庭だったよ。兄妹も優しくて、不自由は多少あったが気になるほどでもなくて皆大好きだった。今となっては、二度と手に入らない記憶の中でモノクロで再生されるだけの過去だけどね。 | |
|---|---|---|
| 安定した家庭 | ||
| 経験 | ちょっとだけ昔の話をしようか。ボクは小さい頃、少し病弱だった頃があってね。その時はよく入院していたよ、何回も何回も退院しては入院を繰り返していた。今思うと親への負担が申し訳ない。少し話が逸れたね。で、ある時今までの比にならないくらい体調が悪化した時があってね、夜中に緊急搬送されてしまった。その時何かは覚えていないが重病にかかっていたらしく、長期入院をしてしまっていたんだ。幸い、本を読んだり勉強は出来たから学力は問題無かったけど、やっぱり気分は落ちてしまっていたよ。残念だけどそこで運命の人と出会ったりはしなかったよ、現実はそう甘くないらしい。 | |
| 長期入院 | ||
| 邂逅 | 出会いは何だったかな…あぁ、そうだ。偶然街中で体調を崩した時に、この人が助けてくれた。彼のことはよく分からないけど、少なくとも行動とボクの直感が悪い人ではない、と言っているから信頼出来る人だね。あれ以降、ほぼ関わりはない訳だけどね。 | |
| いい人 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | |
| 渇望 | 17 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | 嗚呼、そうだった。すっかり忘れていたが、この世は不条理まみれで、穢れていた。善意という薄いっぺらい皮を被り、その皮の下に醜悪で反吐の出る本性を隠しているんだったね。馬鹿らしい。全員、誰も彼もそうだ。そんな馬鹿らしい、ボクを利用して壊そうとするものなんて先んじて全て壊しておかないと。壊される前に、壊さなければ結局意味などないのだから。 |
| 妄想 | 14 | |
| 侵蝕率基本値 | 31 | |
能力値
| 肉体 | 3 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2+0 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 1+2 |
| ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | RC | +1=4 | 交渉 | |||
| 回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | 調達 | ||
| 情報:噂話 | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 対抗種 | ― | |||||
| 昔からの親友 | 心海 奏 | 友情 | / | 嫉妬 | 彼女は、ずっとずっと…もう覚えてない時くらいから、関わりがあってね。病弱だった頃の私を知っている、数少ない者さ。親友というやつだね、昔はよく公園でずっと遊んで親に怒られていたものだ、懐かしい。彼のことはいい友達、親友と思っているよ。ボクにとって、こんなこと彼の前では言えないが彼は…大切な人、だよ | ||
| 部活仲間 | 次間 反歌 | 憧憬 | / | 嫉妬 | ボクの部活仲間だ。良い友達で、何でもできるような言わば主人公そのもののような非凡な存在。もちろん、彼のことはよく思っている…しかし、やはり人間の性というもので、その才能に嫉妬してしまうものだ、こんなことを思ってしまうのは忍びないけどね。 | ||
| 同居人(シナリオ) | 柊カノン | / | |||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 成長促進 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | ― | ― | |
| 領域内の植物に因子を埋め込み、 成長させるエフェクト。どの程度まで成長させるか、あなたが設定できる。GM は必要と感じたなら、〈RC〉による判定を行なわせてもよい。 | |||||||||
| プラズマカノン | 2 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 単体 | 視界 | 4 | 100% | |
| あらゆる物体を蒸発させるだけの熱量をもったプラズマ球を作り出し、相手めがけて発射するエフェクト。その威力は圧倒的だ。 「攻擊力:+[LV×5]」の射撃攻撃を行なう。 | |||||||||
| 要の陣形 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 3体 | ― | 3 | ― | |
| 領域を利用して、複数を対象にするエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた行動の対象を3体に変更する。このエフェクトは1シナリオにLV回まで使用できる | |||||||||
| アニマルテイマー | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 3 | ― | |
| あなたの“因子”を動物に埋め込み、その動物を意のままに操ることによって、行動の補助をさせるエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+ [LV+1] 個する。 | |||||||||
| サラマンダー:コンセントレイト | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| 集中力を発揮するエフェクト。 組み合わせた判定のクリティカル値を -LVする(下限値7)。取得時に自分の取得しているシンドロームからひとつを選び、《コンセントレイト: サラマンダー》 のように記述して、シンドロームごとに別エフェクトとして扱う。また、このエフェクトは選択したシンドロームのエフェクトとして扱うこと。 | |||||||||
| クロスバースト | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 4 | 80% | |
| 冷気と灼熱を同時に作り出し、そのふたつを融合させた力場によって攻撃するエフェクト。 このエフェクトを組み合わせて行なう攻撃の攻撃力を+[LV×4]する。ただし、 このエフェクトを組み合わせた判定のダイスはー2個される。 | |||||||||
| 灼熱の砦 | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 3 | ― | |
| 内にため込んだ熱を解放することで絶大な破壊をもたらすエフェクト。 このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+ [LV×3] する。ただし、あなたがこのラウンド中に戦闘移動、全力移動、離脱のいずれかを行なっている場合、このエフェクトは使用できない。 | |||||||||
| 棘の縛め | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 単体 | 視界 | 1 | ― | |
| 領域内の植物などで、対象を縛りつけるエフェクト。 「攻撃力:+LV」の射撃攻撃を行なう。 対象に1点でもHPダメージを与えた場合、対象にバッドステータスの硬直を与える。 | |||||||||
| 焦熱の弾丸 | 1 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | ― | 視界 | 1 | ― | |
| 炎の弾丸を投射して相手を焼き尽くすエフェクト。それはサラマンダーにとってもっとも初歩的な、そして根源的な攻撃手段である。 「攻撃力:+[LV+2]」 の射撃攻撃を行なう。 | |||||||||
コンボ
焔鳥の輪舞曲(テレペア・ロンド)
- 組み合わせ
- 焦熱の弾丸+サラマンダー:コンセントレイト+棘の縛め+アニマルテイマー+灼熱の砦
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 60%未満(オーヴァード)
- 2+3
- 7
- 4
- 10+2D10
- 60%以上(オーヴァード)
- 2+4
- 7
- 4
- 10+2D10
- 2+3
とてつもない集中力を用いて、成される業。
領域内の小動物(鳥が主)に助けてもらい、その焦がす焔そのもののような鳥のように見える弾丸が踊るように美しく軌道を描きながら、その焔の身体に棘を纏い対象を焦がさんとするばかりに突撃する。
棘焦烏の哀蒼耀(カノン・オーバーワールド)
- 組み合わせ
- 焦熱の弾丸+サラマンダー:コンセントレイト+棘の縛め+アニマルテイマー+灼熱の砦+プラズマカノン+クロスバースト+要の陣形
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 3体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 21
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 160%以下(オーヴァード)
- 2+5
- 7
- 4
- 42+2D10
- 160%以上(オーヴァード)
- 2+6
- 7
- 4
- 44+2D10
- 2+5
この世界は、全て理不尽だ。
だから、だからボクは。
全部全部、壊すつもりで。
正しくなくとも
間違っていようと。
ボクのことを、信じていよう。
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| コネ:噂好きの友人 | 1 | コネ | 〈情報:噂話〉 | 噂話を仕入れてくる友人。〈情報:噂話〉の判定ダイスに+2する。 | |
| 応急手当セット | 5 | 使い捨て | 救急箱。メジャーアクションで使用することで、あなたのHP を2D10点回復させる。戦闘中は使用できない。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 2
| 152
| 0
| 0
| 154
| 0/154
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
髪は白に近い淡い水色のロングヘア。さらさらとした質感で前髪が目にかかるほど長い。右目の横には少しだけ赤髪がライン状に混じっている。
見えている右目は大きく、青と赤が混ざった印象的なグラデーションカラー。左目は黒い眼帯で覆われており、眼帯の横には黒い飾り(リボン風のアクセサリー)が付いている。黒いマフラー(スカーフ)を首に巻いている。服はモノトーン調で、セーラー服風。
元はただの何処にでもいる一般人で、何ら変わりもない安定した家庭に望まれて生を授かった人物。性格は常に冷静で論理的な言い回しと思考をしている。
地頭が良く、学校のテストでは毎回上位。本をよく読んでおり、言語能力が高い。コミュニケーション能力は普通だが雰囲気やいつも本を読んでいるので話しかけれることが少なく、本人も友人を欲するような性格ではないため友人は多くない。普段は外に出していないため知っている人物は限られるが自己肯定感が低く、周囲をあげるような発言が多い。
そのため自身のことを「凡人」や「何者でもない凡」と言うことが多い。普段はあまり喜怒哀楽をあまり表に出さない、というか出せていないのだが普通の人間と変わらず感情はある。
平凡や日常を好んでおり、あくまで自分は主人公が展開していく物語の名もない、ただコマの1つに少し写るだけの「凡なモブA」と思っている。そのため非日常や自身が非凡というのを嫌っておりそれを奪おうとするものは大嫌い。
また、本人は気づいていないが〈他人の侵食率を下げる体質〉という特異な存在なため実は知らず知らずのうちに友人のオーヴァードの侵食率を下げていたり、一部のFHやUGN、人物に狙われている。
現在は諸事情により一人暮らしであり、無駄に広いその部屋が余っている家に住んでいる。
履歴
それは、数年前の話。
ただの1つの家族すら守れなかった、哀れなただの、そこら辺の凡人の物語。
ボクには、基本誰もが持っているであろう暖かい大大大大好きな家族がいた。家族構成は父親1人、母親1人、姉1人に妹1人のごく普通の一般家庭。裕福ではなかったが、安定していて姉弟全員愛をたっぷり注がれて、それぞれ個性を持って育っていった。
姉は理系で引っ込み思案で、植物や動物が大好きで生物学が大の得意で将来の夢は生物学者だった。よく勉強とか教えてもらったし、楽しかった。
弟は頭は良くなかったが底抜けに明るくて、運動神経がとても良くて体育会系というやつだった。小さい頃から、漫画の影響で炎や氷を操りたいと言っていた。その光は、ボクを何度も救ってくれた。
ボクは親も、姉弟のことも心の底から愛していて、将来は楽させて上げたいって思っていた。
ただ、世界は不平等だ。
そんな幸福を、決して許してなんてくれない。
それは、6年前のあの日。
あの日がボクのその日からの運命を分け隔てた、審判の刻だったんだろう。
その日、ボクの長期入院の退院祝いで家族全員で有名な植物園に行った。ボクはよく分からなかったけど、とりあえず楽しかった。弟も分からないのに目を輝かせながら植物たちを見ていた。でも特に楽しそうだったのは姉で、ずっと興奮状態だった。そんなボクたちを見て、両親の二人は笑ってくれていた。ボクも、この刻までは、家族と笑っていられたんだ。
全員でお土産を買うってなった時、ボクはお腹を壊して外のトイレに行っていた。その間他四人で先にお土産決めておくね、とのことでボクはただ普通にトイレに行った。
___焦げるような煙の匂いが、ボクの鼻をつんざいた。むせてしまいそうになり、吸い込まないようにして急いでトイレから出た。
…そこには、信じたくもない景色が、広がっていた。
さっきまでいた植物園から、大きな火が噴いていて、煙を昇らせていた。物が焼ける臭いが周囲に広がり、そのオレンジ色のような炎は広がり続け行動する隙もなく周囲を絶望の光で照らしながら植物園を燃やし続けた。
植物という可燃物が大量にあるところでは炎の広がりが早く、消防車が到着する前には既にほとんどが焦土と化してしまっていた。
ボクはこの一連の流れの間、頭が真っ白になって、何も、考えられなくなって、脚がすくんだ。
分かりきっていたことだけど、いや、解りたくなどなかったが、案の定…ボクの家族は皆、その炎に包まれてボクだけ取り残して先に逝ってしまったらしい。
ボクは膝を着いた。こんなちっぽけな自分に出来ることなんて無かったかもしれない、けど可能性はあった。のに、その可能性を全てドブに捨てて結果残ったのは見るに堪えないほど灼けてしまったボクの家族だけだった。
後から聞いた話だが、火災の理由は煙草の火の不始末による引火。
ボクは、その犯人を、呪った。恨んで、忌み嫌った。そのあまり余った怨念の行動力は行き過ぎて、殺す準備すらした。
しかし、その犯人はあの日一緒に灼けてしまったらしい。結局、ボクは何も出来ない。
ボクは凡人だ。非凡なら、救えたかもしれないし、一緒に逝けたかもしれない。だから、さ。
ボクに非凡を名乗る資格なんてない。
旅行するような特別な日とか、そんなもの全部いらない。非日常なんて、無くなってしまえばいい。
世界なんて、無くなってしまえばいい。
理不尽に奪って、ボクから奪って、全てを奪って。
全部嫌いだ。
嫌いだ。
嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ。嫌いだ
__________
誰か、こんなボクを助けてよ。
セッション履歴
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