容姿・経歴・その他メモ

全ては6年前。
あの日、あの石に触れたことから始まった。
家族を失い、人生を失った。
ヒトとしての生命を失い、天使として再生した。
人はそれを奇跡と持て囃す。
しかし、私は気付いている。
「喜び」を失った私は、天使どころかどうしようもない化け物になってしまったのだと。
他人の人生を奪ったことを、他でもない元凶ともいえる賢者の石が罰を与えるかのように痛みを与える。
しかし、痛みを感じることで心は幾らか楽にはなった。
その痛みと共に贖罪の日々を歩んできた私は、今は友人の野丸普通子と共にまるで普通のような日常を送っている。

彼女はどこまでいっても「普通」で、それは私が失ってしまったものだ。
しかし、こんな日々も悪くないのではないだろうか？
まるで自身も「普通」の高校生かのような錯覚を覚える。
そんなことを思い始めていた私は、6年前の悪夢はまだ終わっていなかったのだと思い知らされることになる。


6年前、9歳の時に庭先に落ちていた賢者の石に触れたことにより死亡。
しかし「生きたい」という強い渇望によりオーヴァードとして再生した。
そのまま強い殺戮衝動に突き動かされる形で暴走。
そこを星風まひるに助けられる。
これにより孤児となった聖良はUGNチルドレンの養成所でオーヴァードとしての力をコントロールする術を学ぶ。
その鬼気迫る訓練の結果、11歳の時点でチルドレンとしての実力が認められ、数々の任務をこなしてきた。
そんな過去の経験から、本来の明るい性格は失われ、笑うこともなくなっていた彼女は
無表情で敵を葬り去るその様子から「殺戮の天使」と呼ばれFHからも恐れられていた。
しかし、高校に進学した時に野丸普通子と出会い「普通」の日常を徐々に取り戻しつつある彼女は
「贖罪の熾天使」と今は呼ばれている。

これが罪深き私とあなたへ贈るキリエ・エレイソン。

アイヴィ：庇護/*悔悟　幼子を見ると昔の自分を思い出し、つい敬遠してしまう。
春日恭二：*好奇心/不安
白井言音：信頼/*隔意
謎の子供：親近感/*嫌悪
春宮香：*好奇心/脅威
影宮命：*有為/不安：「英雄」としての彼を知り、その力には一目置いているけれど、その英雄ですら悲劇からは逃れられないんだね。
名波：有為/*敵愾心：なんか馴れ馴れしいし、気に入らない。
伊織ミコト：*庇護/偏愛：まあ、戦闘出来ないみたいだし守ってあげないとかな。
荒川小夜：誠意/*憎悪：「アレ」や昔の自分を思い出して気に入らない。

セッション履歴