容姿・経歴・その他メモ

"熾天の歌は疾風となりて"《ヘヴンズガイスト》
日方 爾来 (ヒカタ・ニライ)

「救うか救わないかは全部アタシが決める。天使なんだもの、当然でしょ？カミサマが居ないのなら、最後に決めるのはアタシ達だわ」

自分のことを天使だと思っている傲慢で可愛い女の子。天使として人々を裁くことが生きがいにして趣味(?)。UGNエージェントの仕事も、道を踏み外した者を裁くのに都合がいい立場として利用している。気が向くと歌って踊ってアイドルのようなこともしてくれる。顔も声もいいのでファンはそこそこ居るようだ。

何よりも大切にしている双子の妹、日方 叶依(ヒカタ・カナイ)が居る。普段は傲慢な爾来も、彼女に対しては無償の奉仕をするほど溺愛している。お互いに唯一無二の存在であり、互いのために生きているような節がある。叶依もオーヴァードであるが、とある事情で動けないためエージェントにはなっていない。

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「アナタのためならなんでもする。だってアタシ達、二人でひとつだもの。比翼の天使はふたりじゃなきゃ飛べないわ。そうでしょ？」

かつて姉妹はFHの施設で実験素体として育てられていた。強いRCの力、双子の力の共鳴・増幅などを研究するために収容されており、それぞれコードネーム"熾天の歌は疾風となりて"《ヘヴンズガイスト》、"黒風哭きて墜つ七天"《セヴンスゼイレン》で呼ばれていた。2人合わせて"風葬の比翼天使"《セヴンスヘヴン》と呼ばれ、実験の最終段階としてFHの大規模な作戦の核として暴走させられた。結局その事件はUGNによって解決され、彼女達は要観察対象という名目で保護された。比較的早期に回復した姉は、UGNエージェントとして戦う道を選んだのである。
なお、日方 爾来/叶依の名前は、保護された際に霧谷がつけてくれたものである。FHの施設ではコードネームしか与えられていなかったためである。

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「遅い、遅い遅い！アハハ、そんなもの？そんな程度の速さで光(アタシ)に勝てるわけがないじゃない！愚かで哀れなアンタたちのために、熾天の歌を特別に聴かせてあげるわ。ありがたく受け取りなさい！"聖なるかな"《קדוש קדוש קדוש》！！」

音波と光を用いて、圧倒的な速度と火力で敵を殲滅する戦闘スタイル。その速度は通常のハヌマーンやエンジェルハィロゥをはるかに凌駕しており、神速の担い手とも呼ばれる。基本的に初手で敵を殲滅することに特化しているため、耐久や支援はからきし。協調性があまりないので支援してあげてほしい。

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「あなたのためなら、終わらない悪夢だって平気よ。わたし達、二人でひとつだもの。あなたが笑ってくれるなら、わたしだって飛べるわ。比翼の天使はふたりならどこまででも飛べる。そうよね？」

双子の妹、日方 叶依はハヌマーン/バロールのシンドロームを持ち、"黒風哭きて墜つ七天"《セヴンスゼイレン》と呼ばれていた。事件の際、姉の受けるはずだった暴走の反動を肩代わりしたため、未だに起き上がるのも困難な状態になっている。優しく穏やかな性格で、姉とは正反対であるが、とても仲がいい。

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