容姿・経歴・その他メモ

・私立高校に通う高校3年生。口調はとても丁寧なのだが、ストレートに卑屈がちでネガティブで近寄るなオーラがすごい。
・数年前相方であるオーヴァードを失ってからより卑屈みに磨きがかかっている。
・自身が砂使いであることを特に嫌なものと思っている。
・生み出した砂を宙に舞わせ、そこから光を屈折し光熱エネルギーを増幅させる。ほぼエンハイでモルフェはバフ程度。
・梅干しのお菓子すき、よく血圧を心配される。
・最近コードネームを変更した（月光の砂▶︎乖離する光）。名前に皮肉を混ぜるべきでないと、この光が天で待つ誰かの元へ届くと、信じて。

以下読んでも読まなくてもいい
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レネゲイド流失事件よりも数百年、その昔より『宝を生み出す奇跡の一族』として噂された珠石家。
その一族は、生まれてくる子を強制的にモルフェウスのオーヴァードとして覚醒させるという秘密を隠しUGNとは有効的な関係を結ぶことを望んだ。
そこに望まれ生まれた少女は、厳しい教育によって大切に育てられたが、少女が12の歳を経ていたある頃、眠れる力を呼び覚ました際にその均衡は大きく崩れてしまった。
珠を生みだそうとするその小さな掌からこぼれ落ちたのは砂だった。数百年守り抜いてきた伝統、その裏には、珠を生み出さない『砂使い』を排除するという事実があった。

まだ幼かった少女は、その事実を感じ取り、家の者が生み出した宝を荷物にまとめ一人家を飛び出した。向かう先は、かつて一度だけ社交界で訪れたUGNの日本支部だった。
支部長の代理としてその場にいたローザは、珠石家を兼ねてより調査対象としていた。何も知らない少女ににこりと作り笑いをした彼女は、少女に連絡先を秘密裏に渡していたのだった。
そのまま駆け込み寺のように訪れた日本支部であったが、事情を持つ少女に、UGNは最大限の譲歩をした。
UGNは少女に歳の近いオーヴァードを宛てがい、教育係兼タッグとして共に行動をさせた。
最初は心を閉ざしていた少女も次第に心を開き、姉妹のように接していたと言う。


---2◾︎◾︎◾︎/◾︎/◾︎ UGN ◾︎市支部 「月光の砂」調査記録アーカイブより一部抜粋。

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